こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 適度にストレス発散しないとヤバイ理由【経験談あり】
- ついついやりがちなNGストレス解消法
- 実際に試してわかった最強のストレス発散方法5選
- 「ストレスは悪いものではない」と考えることが大切
本記事の信頼性
ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)
趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成
妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)
毎日仕事が忙しかったり、育児や家事で慌ただしい日々を過ごしていると、どうしてもストレスが溜まっちゃいますよね。でも、ストレス解消法が見つからなくて、そのままにしている人っていませんか?
もし当てはまってるとしたらヤバイです。なぜなら、ストレスが溜まった状態を放置していると、体調が悪化して病気になる可能性があるから。
本記事の前半では、実際にストレスを放置して体調が悪化した僕の体験談をお話します。そして後半では、色んな書籍を読み漁ってわかった最強のストレス発散方法を5種類ご紹介します。
ストレス解消法が見つからなくて悩んでいる方は、ぜひ参考までにご覧ください。
早速見ていきましょう。
適度にストレス発散しないとヤバイ理由【経験談あり】
ストレス解消ができず適応障害になったお話
僕は6年間サラリーマンをやった後、脱サラしてブロガーになりました。
神経質な性格なので、ストレスを溜め込みやすい性格であることはわかってたんです。なので、サラリーマン時代は毎週末に趣味のフットサルをしたり、1人でカラオケに行ったりしてストレス解消してました。
ですが、世の中がコロナ渦になったことで、今までのストレス解消法が使えなくなったんです。ちょうどその後、社内の先輩からイジメのような仕打ちをくらい、適応障害になってしまいました。
適応障害とは、自分が置かれている環境に適応できず、ストレスで精神面や身体面に悪影響が出て、生活に支障が出ている状態のことです。
いつもの僕ならそこまで気にしなかったのですが、その当時はすごく気にしてしまったんです。これって、ストレス解消が出来なかったことが大きく関わってるんじゃないかなと思いました。
僕が会社員を辞めてブログを始めた詳しい経緯については、『仕事がつらいなら辞めてもいい理由【30代手前で会社を辞めた経験談をお話します】』で詳しくまとめているので、興味があればどうぞ。
ストレス解消ができず不安障害・パニック障害になったお話
結局僕はその後、脱サラしてブログを始めることになりました。ですがその後もコロナ渦の影響でストレス解消ができず、色んな体調不良が出てきてしまいました。
まず表れたのがパニック障害です。
パニック障害とは、強いストレスや不安によってパニック発作(動悸・息切れ・呼吸困難)が起こることです。
当時、家の中に引きこもっていたので色んな細かいことが気になっていました。中でも自分の体調の変化にはかなり気になっていて、少しでも体調が悪いと「病気なんじゃないか」と疑っていました。
その不安が頂点に達した時に、過呼吸になっちゃったんです。
そしてこの経験を機に、不安障害になってしまいました。
不安障害とは、精神的な不安から、心と体に様々な不快症状が起きる状態のことです。単純な不安だけでなく、疲れやすい、イライラする、眠れないなど、他にも様々な症状がみられます。
僕の場合は、色んな細かい体調の変化を病気と結びつけてしまい、その度に不安症状が強くなり、体調も悪くなっていくという悪循環を繰り返している感じ。ひどい時は動悸で寝たきりの時もありました。
不安障害といっても、周りからは「心配性だなぁ」「気にしすぎだよ」という風に思われるだけで終わっちゃうんですよね。だから、本人は我慢したり、不安症状を避けようとするわけですが、そんなんじゃちっとも治らないんです。
これって、ストレスを溜め込んでいることが原因の1つなんです。
会社員だけじゃなく、フリーランスも例外ではない
こんな風に思っている人も、例外ではありません。なぜなら、僕はブロガーになった後も不安障害の症状があったからです。
たしかに、会社勤めに比べると他人から受けるストレスから解放されるので、楽に思えますよね。
でも家でずっと作業していると、人によっては病んでくる場合もあるんです。理由は簡単で、家に引きこもると誰とも関わらないからです。
特にフリーランスになりたての頃は、「中々事業が思うように進まない」「稼げない」と悩むことが多いので、精神的につらくなってくる可能性があります。
そんな時に話し相手がいないと、結構しんどいかもです。人と関わらないと孤独感で悩んだり、知らないうちにストレスが溜まってしまいます。
なので、会社員だけじゃなくフリーランスも適度なストレス発散は必要です。家に自分以外の人がいるならまだましですが、1人でやるなら特に注意しましょう。
ストレス解消すれば体調は戻るというお話
そんなこんなで辛い時期が続きましたが、コロナ渦の影響でできなかった趣味が始められるようになってから、少しずつ症状が改善していきました。
つまり、ストレスを溜め込むと病気になっちゃうから、ちゃんと発散しないといけないってことです。
自分は大丈夫と思ってる人は、甘くみない方がいいです。確かに精神疾患は神経質な人の方がなりやすい傾向がありますが、誰にでもなる可能性はあります。
逆に、定期的にストレス発散法を取り入れていれば、そこまで心配しなくても大丈夫です。
あなたは自分なりのストレス発散法を持っていますか?もしないなら、ぜひこれから紹介するストレス解消法を試してみてください。
ついついやりがちなNGストレス解消法
おすすめのストレス発散方法を紹介する前に、やってはいけない解消法をご紹介しておきます。
ついついやりがちですが、以下のような行為はおすすめしません。
- 暴飲暴食
- 喫煙
- 買い物
- ギャンブル
上記の行為は、一時的にはストレスを解消できるかもしれません。でも、これを続けると依存症になる可能性があります。
暴飲暴食や喫煙の先に待っているのは、体調不良です。買い物やギャンブルにハマると、お金がなくなり精神的にもっとつらくなります。
また、これらは「ストレスを避ける」行為ですが、ストレスは避けると逆効果であることが研究でわかっています。
ストレスを避けても根本的な問題の解決にはならないので、ストレスに向き合って解決する必要があるんです。
実際に試してわかった最強のストレス発散方法5選
僕はこれまでストレスに悩まされ続けたこともあって、ストレス対策に関する本やたくさん読んできました。
その中でも実際に自分で試し、最も効果を感じたおすすめのストレス発散方法を5種類厳選してご紹介します。
ただし、あくまで個人的に効果を感じたもので、効果の感じ方は人それぞれであることをご理解の上、あくまで参考程度にご覧ください。
結論としては以下のとおり。
- 少しハードめな運動をする
- サウナに入る
- 森林の中を散歩する
- ガーデニングをする
- 仲の良い友人と遊ぶ
順番に解説していきます。
少しハードめな運動をする
僕が一番効果を感じたのが、少しハードめな運動をすることです。実際の僕がやったのは、フットサルやランニングですね。
ランニングはストレス解消効果がある(気分転換になる)ことが知られています。その理由は、「ランナーズハイ」にあります。
ランナーズハイになっている状態では、幸福感を感じるホルモンやストレス耐性効果のあるホルモンが出ているんです。なので、精神的に快感を感じると同時に、ストレスに強くなることができます。
ランニングよりも効果が高いと感じたのが、趣味の1つであるフットサルでした。
ガチでやろうと思ったら、小さいコート内を走り回らなきゃいけないので、結構キツイんですよね。ただ、このキツさがストレス発散には効果的なようです。
普段の僕は細かいことを考えすぎてしまう傾向があるのですが、フットサルをしている間はそんな余裕がないんですよね。つまり、余計なことを考えなくて済むわけです。
何かに熱中している状態のことをフロー状態(ゾーンに入る)といいますが、フロー状態はランナーズハイと似ています。
つまりフロー状態になると快感を感じ、不安症状がやわらぐって感じですね。
フットサルに限らず、息が切れるくらいの運動であれば、なんでもいいと思います。その運動が趣味であれば、なおさらおすすめです。
サウナに入る
最近、サウナで「整う」というワードがブームになってますよね。
実はサウナと水風呂を繰り返す行為は、副交感神経を優位にするので、リラックス効果があることが研究でわかっています。
僕も実際にサウナと水風呂を繰り返して入っていますが、頭がボーっとする感じで、かなりリラックスできます。上がった後は、頭の中がリセットされてる感じです。
サウナにハマっている人たちは、この感覚になりたくて通ってるんです。
ただ、サウナと水風呂を繰り返す行為は、血管や心臓に負担がかかっている状態を作り出します。お医者さんの中には「サウナは危険」という人もいるので、健康体でない人は特に注意してください。
サウナは健康に良いという人も悪いという人もいるので、諸説あることをご理解の上、自己責任で取り入れてください。
森林の中を散歩する
運動やサウナが苦手という方は、森林の中を散歩するのがおすすめです。
「散歩」という行為は、意外にもストレス解消効果があります。ただ、僕はただ単に散歩しているだけでは、ストレス発散している実感がそこまでありませんでした。
そこでやってみたのが、森林の中での散歩です。
実は自然の中にいるだけで、ストレス解消効果がかなり高いことが分かっています。つまり、自然の中で散歩すれば、さらにストレス発散効果が期待できるわけです。
実際に僕も自然豊かな森林の中で歩いただけで、頭の中に凝り固まっていたイライラが解放され、すごく快感を覚えました。
周りに森林がなければ、自然豊かな公園などを探してみるといいかもしれませんね。
ガーデニングをする
ガーデニングをするのもおすすめです。実は土の中に含まれているバクテリアは、脳の炎症を緩和する効果があります。つまり、抗うつ効果があるってことです。
僕は植物や川魚を育てていて、たまに土を触る機会があります。土を触った後は、なんとなく頭の中がスッキリするんです。
あと、ガーデニング作業をしている間は、その作業に没頭しているので、他のことを考えていない状態(つまりフロー状態)です。
なので、ネガティブな感情を忘れさせてくれる効果もあると思います。
仲の良い友人と遊ぶ
定番ですが、仲の良い友人と遊ぶことも、ストレス解消法として効果的です。
人は孤独を感じると炎症を引き起こし、それが体調不良に繋がります。良好な友人関係があることは、運動の数倍もの健康効果があることがわかっています。
つまり、仲の良い友人と遊ぶことは、科学的に見ても正しいストレス解消法なんです。
僕も実際に友人とご飯を食べて話をするだけで、気分がすごく楽になります。悩みがある人は一人で抱え込まず、信頼できる人と共有するのも大切です。
瞑想やヨガはおすすめ?
「瞑想」は、ストレス対策として効果的であることが研究で分かっています。ヨガも瞑想と似た効果があります。
僕もストレス対策として瞑想やヨガを取り入れており、たしかにリラックスできるます。ただ、個人的には少し物足りない気もしてしまいました。
個人的には瞑想を日々の「ストレス対策」として取り入れており、「ストレス解消法」は別に必要かなと思っています。
「ストレスは悪いものではない」と考えることが大切
スタンフォード大学の有名な心理学者であるケリー・マクゴニガル氏は、「ストレスは悪いものではない」ということを研究で導き出しました。
って思いますよね。
一般的には、ストレスは人の心身を害する悪いものという認識ですよね。ですが、実はストレスが悪影響を及ぼすのは、「ストレスは健康に悪い」と考える人たちだけなんだそうです。
ストレスは健康に悪いと思っちゃいけないっていわれても、具体的にどうすればいいかわからないですよね。
それについては僕から詳しく説明することはできないので、ケリー・マクゴニガル氏の『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』をぜひ読んでみてください。
ケリー氏は多くの賞を受章している先生で、TEDにも登場したプレゼンの名手でもあります(ちなみに美人です)。
ちなみに、ケリー氏が運動の効果を解説している『スタンフォード式人生を変える運動の科学』もかなりおすすめです。運動はストレス対策に必須なので、ぜひ読んでみてください。
まとめ:自分に合ったやり方で定期的にストレス発散をしよう
というわけで、以上です。
記事のポイントをまとめます。
まとめ
- ストレスを溜め込むと精神疾患にかかる可能性がある
- 精神疾患を患うと体調も崩す
- 暴飲暴食・喫煙・買い物・ギャンブルはおすすめしない
- 少しハードめな運動をするのが効果的
- サウナ・森林散歩・ガーデニング・友人と遊ぶのもおすすめ
ストレスを発散するには、とにかく外に出るのが大切です。なぜならずっと家の中にいると反芻思考が多くなり、不安症状が出てくるからです。
人間の脳には、放っておくとついついネガティブなことを考える性質があります。なので、「自分は大丈夫」と思いこまず、ぜひストレス解消法を取り入れてみてください。
ではまた。
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