こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー8選【徹底比較】
- 後悔しないレンタルサーバーの正しい選び方
本記事の信頼性
ブロガー歴4年(初心者でブログを始めた元会社員)
趣味ブログで月間18万PV、月収18万円を達成
妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)
レンタルサーバーは、WordPressブログを始めるときに必要不可欠です。ただ、国内にレンタルサーバーは100社ほどあり、どれを選べばいいか迷ってる人も多いはず。
適当に選んでしまうと、表示速度が遅かったり障害やエラーが出まくったりして、後々痛い目にあうかもしれません。
そこで本記事では、個人ブロガーにおすすめの人気レンタルサーバーを8種類厳選し、それぞれの金額やメリットを徹底比較します。
これからレンタルサーバーを契約して個人ブログを始めようと考えてる人は、契約前にぜひ本記事を判断材料にしてください。
早速見ていきましょう。
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー8選【徹底比較】
早速ですが、おすすめのレンタルサーバー8社を徹底比較してご紹介します。
結論としては以下のとおりです(表示速度と安定性は、口コミをもとに感覚で評価しています)。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
ConoHa WING(コノハウィング) | 無料 | 652円~(ベーシックプラン) | ◎ | 〇 | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
エックスサーバー | 無料 | 990円~(スタンダードプラン) | ◎ | ◎ | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
シンレンタルサーバー | 無料 | 539円~(ベーシックプラン) | ◎ | 〇 | 900GB/日 | 300GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ロリポップ!(LOLIPOP!) | 無料 | 550円~(ベーシックプラン) | △ | ◎ | 無制限 | 400GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
mixhost | 無料 | 990円~(プレミアムプラン) | 〇 | 〇 | 無制限 | 240GB | メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ColorfulBox(カラフルボックス) | 無料(条件あり) | 484円~(BOX2) | 〇 | △ | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
さくらのレンタルサーバ | 無料 | 425円~(スタンダードプラン) | △ | ◎ | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | × | 〇 | 〇 | × |
お名前.comレンタルサーバー | 無料 | 445円~ | 〇 | ◎ | 無制限 | 400GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
それぞれのレンタルサーバーの特徴を順番に解説していきます。
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー①ConoHa WING(コノハウィング)
ConoHa WING(コノハウィング)は、「サーバー処理速度No.1」を掲げる人気のレンタルサーバーです。
創業は2018年。他社と比べると比較的新しいサーバーのため、「実績がない」と不安に思う人もいるかもしれません。
ですが、ConoHa WINGは「GMOインターネット」という超大企業(ネット業界でトップ5の売り上げを誇る)が管理しています。
利用者満足度ランキングで4年連続1位を獲得
日本マーケティングリサーチ機構の調査によると、ConoHa WINGは以下の利用者満足度ランキングで、4年連続1位を獲得しています。(出典:日本マーケティングリサーチ機構『レンタルサーバーについてのインターネット調査』)。
- アフィリエイター・ブロガーが使いたいレンタルサーバー No.1
- WordPress利用者満足度 No.1
- サポートデスク対応満足度 No.1
実際、多数の有名ブロガーもConoHa WINGを愛用しています(次に紹介する「エックスサーバー」からConoHa WINGに乗り換える人も多い)。
そんなConoHa WINGの最大の魅力は、表示速度が速い(業界No.1)ということです。
以下は公式サイトの調査結果ですが、ConoHa WINGのWebサーバー処理速度は2位より約2倍速いという結果が出ています。
これだけ高速なのにもかかわらず、月額料金がリーズナブルというのが、人気の理由です。さらに、「WINGパック」というプランなら、ドメインが2つ無料でついてきます。
ドメイン2つなら年間2,400円程度かかりますが、これが0円になるわけです。ドメインを2つ無料でプレゼントしてくれるサーバーなんて、ConoHa WINGくらいです。
参考
ちなみに僕が愛用しているレンタルサーバーは「ConoHa WING」です。詳しいメリット・デメリットについて知りたい方は、以下の記事を参考にどうぞ。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
ConoHa WING(コノハウィング) | 無料 | 652円~(ベーシックプラン) | ◎ | 〇 | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー②エックスサーバー
エックスサーバーは、国内シェア率No.1を誇る人気のレンタルサーバーです。
2003年創業と、レンタルサーバー業界の中では歴史が長いのが特徴。20年の実績を誇る、信頼性の高いサーバーです。
超ハイクオリティな技術を多数搭載
エックスサーバーの最大の魅力は、表示速度が高速かつ、安定性に優れているという点。具体的には以下のような特徴によって、高速化と安定性が向上されています。
- 世界最速クラスのWordPress実行環境と評価されている「KUSANAGI」の技術を導入
- SSDよりもさらに高速な「NVMe」という種類のストレージを採用
- ミラーリング構成により、優れた耐障害性を発揮
- 他ユーザーの影響を受けない「リソース保証機能」を導入
なにやら難しいワードが出てきたので、わかりやすくお話します。
通常のレンタルサーバーは「SSD」という高速なストレージを採用しているんですが、エックスサーバーではSSDよりもさらに高速な「NVMe」というストレージを採用しています。
これにより、さらに表示速度が高速化されることが期待できるわけです。
さらに、NVMeはミラーリング構成という「同じデータを2本のストレージに書き込みする構造」になっています。
これにより、ストレージ1本に障害が発生してもデータが失われないため、障害に強いです。
また、「リソース保証機能」という、サーバーのリソースが一定数確保されるサービスも強みです。
これにより、他の回線がトラブルになっていたとしても、それに影響されることなく、安定してサーバーを利用することができます。
こういった専門的な技術を盛り込むことで、エックスサーバーは他社よりも優れた表示速度と安定性を維持しています。
他のレンタルサーバーよりも若干値段が高めですが、キャンペーン中を狙えば他と同じくらいの値段で利用できます。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
エックスサーバー | 無料 | 990円~(スタンダードプラン) | ◎ | ◎ | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー③シン・レンタルサーバー
シンレンタルサーバーは、国内シェアNo.1を誇る「エックスサーバー」のシステムをベースに作られた、レンタルサーバーです。
サーバー性能(表示速度)は「エックスサーバー」水準をそのままに、圧倒的低価格で利用できるのが最大の魅力です。
さらに、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いているのに対し、「シン・レンタルサーバー」は革新性を重視しているサービスとなっています。
エックスサーバーで採用されている技術「KUSANAGI」や「NVMe」はもちろん、新しい機能を速やかに実装する点が特徴的です。
エックスサーバーでは、新機能を導入する前に膨大なデータを検証した上で、慎重に検討が行われます。これがエックスサーバーの安定性が高い理由です。
シン・レンタルサーバーはアダルトサイトの運営も可能。後で紹介するmixhostやColorfulBoxも十分速いですが、表示速度にとことんこだわるならシン・レンタルサーバーがおすすめです。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
シンレンタルサーバー | 無料 | 539円~(ベーシックプラン) | ◎ | 〇 | 900GB/日 | 300GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー④ロリポップ!(LOLIPOP!)
ロリポップ!(LOLIPOP!)は2001年にスタートしたレンタルサーバーです。
ConoHa WINGの運営会社「GMOインターネット」の子会社である「GMOペパボ株式会社」が運営しています。
20年以上の実績を誇るロリポップは、以下の利用者満足度で1位を獲得しています(2021年の調査)。
- WordPress利用者満足度 No.1
- コストパフォーマンス満足度 No.1
- 使い続けたいレンタルサーバー No.1
- アフィリエイト、ブログで使いたいレンタルサーバー No.1
- サポート対応満足度
ロリポップは特別表示スピードが速いわけではありません。ですが、月額料金が安いため、固定費を抑えたい人にはピッタリです。
稼働率は99.99%と高い安定性を誇っているので、安心してブログを運営することができます。
万が一エラーが発生した場合でも、ロリポップはサポート体制が手厚いので安心です。メールの問い合わせは24時間365日受け付けており、電話やチャットでの問い合わせも可能。
アクセス集中時にエラー表示されにくくするロリポップならではの機能「同時アクセス数拡張」も魅力の1つ。
まさに、ユーザーファーストなレンタルサーバーだといえます。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
ロリポップ!(LOLIPOP!) | 無料 | 550円~(ベーシックプラン) | △ | ◎ | 無制限 | 400GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
【個人向け】おすすめのレンタルサーバー⑤mixhost
mixhostは、2016年にスタートしたレンタルサーバーです。
新しいレンタルサーバーでありながら、高速かつ高性能な機能を誇っていることで定評があります。
以下のような利用者満足度でNo.1を獲得しており、歴史が浅いながら実績も十分です(2023年実施調査)。
- WordPressの表示スピードで選びたいレンタルサーバー No.1
- WordPressの安定性で選びたいレンタルサーバー No.1
- WordPressのセキュリティで選びたいレンタルサーバー No.1
- アクセス集中時の処理スピードで選びたいレンタルサーバー No.1
- 改善実現力で選びたいレンタルサーバー No.1
- サイト・ブログ運営者が選ぶ、おすすめしたいレンタルサーバー No.1
さらに特徴的なのは、mixhostはアダルトサイトを運営できる数少ないレンタルサーバーであるということ。
アダルトサイトを運営しようと考えている人は、レンタルサーバーの第一候補になります。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
mixhost | 無料 | 990円~(プレミアムプラン) | 〇 | 〇 | 無制限 | 240GB | メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー⑥ColorfulBox(カラフルボックス)
ColorfulBox(カラフルボックス)は、2018年にスタートしたレンタルサーバーです。
まだ比較的新しいレンタルサーバーでありながら、高速かつ高性能な機能を誇っていることで定評があります。
しかも、月額料金は484円~と最安クラスで利用できるのみ魅力的です。
さらに、mixhostと同じく、アダルトサイトを運営できる数少ないサーバー会社でもあります。
1つ気になるのは、過去に長時間のサーバーダウンが発生した事例があることです。料金が安いのは魅力的ですが、やや安定性に欠ける印象は否めません。
アダルトサイトを低コストで運営したい人にはぴったりなレンタルサーバーといえます。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
ColorfulBox(カラフルボックス) | 無料(条件あり) | 484円~(BOX2) | 〇 | △ | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー⑦さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、1996年にスタートしたレンタルサーバーです。
日本のインターネット普及時からレンタルサーバーの提供を開始していた、日本の中で最も歴史の長いサーバー会社といえます。
そんなさくらのレンタルサーバの最大の魅力と言えば、料金の安さです。スタンダードプランで月額425円~という、業界最安クラスの値段で利用できます。
稼働率99.99%以上の高い安定性を誇っているため、障害が少ない点も安心です。
ただし、肝心の表示速度についてはイマイチという評判もあります。
なので、万人におすすめすることはできませんが、「とにかく月額費用を安くしたい」「まずは試しに初めて見たい」という人にはおすすめです。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
さくらのレンタルサーバ | 無料 | 425円~(スタンダードプラン) | △ | ◎ | 無制限 | 300GB | 電話・メール | 〇 | × | 〇 | 〇 | × |
個人ブロガーにおすすめのレンタルサーバー⑧お名前.comレンタルサーバー
お名前.comレンタルサーバーは、ConoHa WINGと同じく「GMOインターネット」が提供するレンタルサービスです。
ConoHa WINGよりも月額料金が安く、業界最安クラスで利用できるのが魅力です。さらに、稼働率99.99%と安定性が高いのも安心できます。
表示速度ではConoHa WINGに劣りますが、「サーバー処理速度No.1」を謳うほど、速度も十分です。
レンタルサーバー名 | 初期費用 | 月額料金(プラン名) | 表示速度 | 安定性 | 転送量 | ディスク容量 | サポート体制 | WordPressインストール機能 | 無料ドメイン | 無料SSL化 | WAF機能 | アダルトサイトの運営 |
お名前.comレンタルサーバー | 無料 | 445円~ | 〇 | ◎ | 無制限 | 400GB | 電話・メール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
レンタルサーバーとは?契約前に知っておくべきこと
レンタルサーバーとは、ざっくりいうと「インターネット上で土地を借りる」という意味です。
たとえば、あなたがカフェを開きたいとしましょう。カフェを開くには土地が必要ですよね?それと同じく、ブログを始めるためにもインターネット上の土地が必要なわけです。
個人ブロガーは「共用サーバー」を選ぶべし
レンタルサーバーには、共用サーバーや専用サーバーなどいくつか種類があります。が、個人で利用する方は基本的に共用サーバーを選ぶのが普通です(専用サーバーは企業向け)。
共用サーバーとは、一つのサーバーを複数人で共有するもの。コストが安く必要な設定も少ないため、初心者でも利用しやすい。
後悔しない!レンタルサーバーの正しい選び方
レンタルサーバーの選び方を失敗すると、サイトの表示が遅くなったり、障害やエラーが発生したりと、悪いことがたくさん起こります。
あとで後悔しないためにも、契約前にぜひレンタルサーバーの正しい選び方を理解しておいてください。
結論としては以下の7点が重要なポイントです。
- 月額料金
- サイトの表示速度
- ディスク容量・転送量
- 安定性(障害・エラーの有無)
- サポート体制
- WordPressインストール機能・無料ドメイン・無料SSL化
- WAF機能
具体的に見ていきましょう。
レンタルサーバーの正しい選び方ポイント①月額料金
ブログを長く続ける上で、レンタルサーバーの料金は重要ですよね。ブログ初心者の方は特に、できるだけ月額料金の安いものを選びたいと考えているはず。
ですが、はっきりいって格安のレンタルサーバーはおすすめしません。
なぜなら、料金が安ければ安いほど、これからご紹介する「サーバーとしての機能(サイトの表示速度や安定性など)」が不十分である可能性が高いからです。
ただし、料金が高すぎても、今度は固定費がかかりすぎて赤字になるかもしれません。
個人向けのレンタルサーバーの相場は、月額500円~1,000円あたりです。この範囲なら良心的な価格帯といえるので、あなたの出せる金額のサーバーを選びましょう。
ちなみに、レンタルサーバーは契約期間が長期間であればあるほど、料金が安くなります(たとえばConoHa WINGの場合、1年契約なら941円ですが、3年契約の場合は652円まで下がります)。
レンタルサーバーの正しい選び方ポイント②サイトの表示速度
レンタルサーバーを選ぶ上で最も重要なのは、表示速度です。
考えてみてください。あなたばネットで「開くのが遅い記事」に出くわした時、どう思いますか?
こんな風に思う人が多いはず。これって、明らかにユーザー満足度を下げてますよね。
Googleは、「ページの読み込み速度を検索順位の指標にする」という内容を公表しています(出典:Google検索セントラル『ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します』。
つまり、表示速度が遅いサイトはユーザー満足度を下げるため、アルゴリズム的に上位表示されにくい傾向があるということなんです。
実際、Googleは「ページの読み込み時間が長いほど、モバイルユーザーの離脱率が上昇する」と発表しています。
出典:Think with Google;Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed
ページの読み込み時間 | 増加する離脱率 |
1⇒3秒 | 32% |
1⇒5秒 | 90% |
1⇒6秒 | 106% |
1⇒10秒 | 123% |
ブログ記事の表示速度を早くするの、決して簡単なことではありません。ブロガーにとって永遠の課題です。
画像を圧縮したり、ファイル形式を変えたり、プラグインを変えたりと、色々試行錯誤してもそんなに変わらなかったりします。
でも、サーバーを変えるだけで簡単に表示速度が高速になるわけです。ブロガーにとってこんなに嬉しいことはありません。
レンタルサーバーの正しい選び方ポイント③ディスク容量・転送量
レンタルサーバーを選ぶ際は、「ディスク容量」と「転送量」をチェックしておくことも大切です。
ディスク容量とは?
ディスク容量とは、サーバーに保存できる画像や動画などのデータ量のことです。
そもそもサーバーは、サイトの情報を保管・配信する役割を持っています。
実は僕たちが普段から見ているサイトの情報は、本来サーバーに「保管」されているものなんです。そして、僕たちが検索してサイトを訪問する時に、サーバーがサイトの情報を「配信」してくれます。
このように、サーバーがサイトの情報を保管・配信してくれることで、僕たちはサイトを閲覧できるわけです。
この「サイトの情報を保管できる容量」というのが、「ディスク容量」です。
ディスク容量が足りないと、サイトの内容が保存されず、正常に表示できなくなる可能性があります。なので、画像を多く使う場合は、ディスク容量も余裕をもって選ぶことが重要です。
転送量とは?
転送量とは、サーバーからユーザーに送られる文字や画像、動画などのデータ量のことです。
先ほど解説したとおり、サーバーはサイトの情報を「配信」する役割を持っています。
もちろん、サーバーによって配信できる量(転送量)の上限(〇〇GB)が設定されています。
サイトへのアクセスが増えてくると、この転送量の上限を超える可能性があるわけです。
上限を超えてしまうと、サイトの表示速度が遅くなったり、アクセスできなくなる可能性があります。なので、転送量も余裕をもって選ぶことが大切。
ただ、初心者のうちはディスク容量も転送量もそこまで気にしなくて大丈夫です。なぜなら、最初は画像枚数も少ないし、アクセスもほとんどないからです。
将来、画像の枚数が増えたりアクセスが増えたりした場合に、いつでもプラン変更できるように準備しておけばOK。
レンタルサーバーの正しい選び方ポイント④安定性(障害・エラーの有無)
ブログを運営していると、まれに障害やエラーでサイトが表示されないという事態が発生します。
障害やエラーが起こる大半の原因は、レンタルサーバーです。
ただ、障害やエラーが発生しやすいかどうかは、サーバーのデータを見てもわからないので、評判をチェックするしかありません。
料金が安いほど障害やエラーが発生する可能性は高くなります。安定性を求めるなら、大手のレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。
レンタルサーバーの正しい選び方ポイント⑤サポート体制
万が一障害やエラーが起こった場合には、レンタルサーバーの運営サポートに連絡することになります。
レンタルサーバーによっては、このサポート側の対応が微妙なケースがあるようです。
サイトが表示されないような重大な障害が発生してる時に、対応が遅かったりすると、結構キツイです。
これもネットで評判をチェックするしかありません。ですが、そもそも障害が発生する可能性が低いものを選んでおけば、サポート対応はそこまで気にしなくてOK。
レンタルサーバーの正しい選び方ポイント⑥WordPressインストール機能・無料ドメイン・無料SSL化
レンタルサーバーを選ぶ際は、「WordPressのインストール機能」がついているものを選ぶのがベターです。
従来まで、WordPressブログを立ち上げるためには、自分でファイルを操作して紐づけをしたりと、初心者にはハードルの高い操作が必要でした。
でも、今ではレンタルサーバーを契約する時に、サーバー側でWordPressもまとめてインストールしてくれる機能があります。
それが、「WordPress簡単インストール」「WordPressかんたんセットアップ」などと呼ばれる機能です。
この機能を使えば、WordPressブログの作成に必要な「ドメイン取得・サーバーとの紐づけ・WordPressインストール・WordPressテーマの導入」をまとめてやってくれます。
つまり、知識ゼロの初心者でも簡単にWordPressブログが始められるわけです。
無料ドメインがあるとベター
WordPressブログを始めるには、独自のドメインが必須になります。
ドメインとは、ネット上の住所のようなものです。サーバーという土地を借り、独自ドメインという住所を取得することで、あなたは「ブログ」という家を建てることができるようになります。
レンタルサーバーによっては、サーバー契約時にドメインも無料で提供してくれます。
無料かつワンクリックでSSL化できるものがベター
レンタルサーバーを選ぶ際は、無料かつワンクリックでSSL化できるものを選ぶようにしましょう。
SSL化とは「個人情報の漏洩を防ぐための暗号技術」のことです。まぁ簡単にいうと、セキュリティを高める対策ですね。
たとえばユーザーがクレジットカード番号を入力する場合、SSL化されていないとカード情報が漏洩するリスクがあります。つまり、SSL化されているサイトは信頼できる目安になるわけです。
SSL化すると、ユーザーだけでなくブログ運営側にもメリットがあります。それは、Googleの検索順位に有利に働くということです。
自分でSSL化するには知識も必要だし、手間も時間もかかってしまいます。なので、WordPress開設時にSSL化を無料活ワンクリックで完了できるものを選ぶのがベターです。
レンタルサーバーの正しい選び方ポイント⑦WAF機能
レンタルサーバーに「WAF機能」がついているものを選ぶとベターです。
WAFとは、「Webアプリケーションファイアウォール」の略称です。セキュリティ対策の1つで、サイトの脆弱性を狙った悪質なサイバー攻撃から、あなたのブログを守ってくれます。
通常、レンタルサーバーについているWAF機能は無料で使えます。
おすすめできないレンタルサーバーの特徴
これまでに解説した点をふまえると、以下のようなレンタルサーバーは選ばないようにしましょう。
おすすめできないレンタルサーバーの特徴
- 月額料金が2,000円以上する
- ディスク容量・転送量が少なすぎる
- サーバー契約時にWordPressをインストールできない
- 無料SSLが設定できない
- 知名度が低い(ネットに情報が少ない)
国内にはレンタルサーバーが100社以上存在するので、上記に当てはまるものはいくつかあります。こういったものは基本避けるようにしましょう。
まとめ:レンタルサーバーで迷ったら、ConoHa WINGかエックスサーバーを選ぶべし!
というわけで、以上です。
記事のポイントをまとめます。
まとめ
- ConoHa WING(コノハウィング):有名ブロガーが多数利用中。高速でありながら低価格で利用できるのが魅力。長期利用割引プランなら独自ドメインが2つ無料。
- エックスサーバー:国内シェアNo.1。表示速度が高速で安定性に優れていると定評がある。有名ブロガーが多数利用中。20年の歴史があり信頼性が高い。
- シンレンタルサーバー:エックスサーバー並の表示速度を誇る。新機能を多数搭載。アダルトサイトを運営できる。
- ロリポップ!(LOLIPOP!):サーバー代が最安クラスで利用できるのが魅力。稼働率は99.99%と安定性が高い。サポート体制が手厚いのも魅力。
- mixhost:高速かつ高性能な機能を誇る。多数の利用者満足度でNo.1を獲得。アダルトサイトを運営できる。
- ColorfulBox(カラフルボックス):高速かつ高性能な機能を誇りながら、料金は最安クラス。過去に長時間のサーバーダウンが発生した事例がある。アダルトサイトを運営できる。
- さくらのレンタルサーバ:業界で最長の歴史を誇る。サーバー代が最安クラスで利用できるのが魅力。表示速度はイマイチだが稼働率は99.99%と安定性が高い。
- お名前.comレンタルサーバー:ConoHa WINGと同じGMOインターネットが運営。サーバー代が最安クラスで利用できるのが魅力。
レンタルサーバーは色々あるので、どれにしようか迷うと思います。でも、迷ってる時間って結構無駄です。
なのでもし迷う場合は、表示速度No.1の「ConoHa WING(コノハウィング)」か、国内シェアNo.1の「エックスサーバー」のどちらかを選べばOK。
気になったサーバーがあったらぜひポチって、ブログを始めてみましょう!
ではまた。
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