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ブログ記事の最適な文字数とは?月収6桁のプロブロガーが目安を解説

ブログ記事の最適な文字数とは?月収6桁のプロブロガーが目安を解説
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ケンゾー

サラリーマン時代に適応障害になり6年目で脱サラ→妻と子供2人を抱え、専業主夫兼ブログアフィリエイトを開始→2年で月間20万PV&ブログ収益6桁達成→ブログで自由に暮らすためのノウハウを発信中。

ブログ記事ってだいたい何文字くらいで書いたらいいんだろう。最適な文字数ってあるのかな?目安とかあったら教えてほしい。

こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • ブログ記事に最適な文字数は存在しない
  • ブログ記事の文字数は多いほうがベター
  • ブログ記事の文字数が多いほうがいい理由
  • ブログ記事は結局何文字が最適なのか?文字数の目安を解説
  • ブログ記事の文字数を適切に増やす方法
  • ブログ記事の文字数を確認する方法

 

本記事の信頼性

ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)

趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成

妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)

 

「ブログ記事って何文字書くのが正解なんだろう?」って疑問に思ったこと、一度くらいあるはず。

 

いきなり結論からいってしまうと、ブログ記事に最適な文字数というものは存在しません。

 

でも、こういわれると逆に困っちゃうのも正直なところかと。

何文字でもいいって言われても、結局何文字書いたらいいかわかりませんからね。

 

そこで本記事では、「ブログ記事の文字数を気にしなくていい理由」「ブログ記事の文字数の目安」などを解説していきます。

 

早速見ていきましょう。

 

 

ブログ記事に最適な文字数は存在しない

先ほども断言したとおり、ブログ記事に最適な文字数というものは存在しません。

根拠は、Googleのジョン・ミューラー氏が公式で発言した内容です。

 

上記を要約すると、以下のような内容となります。

文字数は品質を示すものではありません。「大量の文字数があっても大した内容のない記事」はあるし、反対に「文字数は少ないのに重要で関連性の高い記事」もあります。

参考:John Mueller (official) · Not #30D

読者のために記事を書くことが重要です。つまり、重要なのは内容。内容が伴っていれば、文字数が短くても長くてもどちらでもいい。

「100文字以下はダメだ」「100文字~500文字はOK」「500文字以上で画像もついていると良い」などといったアルゴリズムはGoogleに存在しない。

参考:Google Search CentralsEnglish Google Webmaster Central office-hours hangout

 

上記のとおり、「文字数が多いほど上位表示される」というアルゴリズムはありません。

つまり、重要なのは文字数ではなく内容ってことですね。

 

 

ブログ記事の文字数は多いほうがベター

「ブログ記事に最適な文字数は存在しない」というのは間違いありません。

ですが、そうはいっても文字数が多いほうが上位表示されやすいというのも事実です。

 

ためしに、ラッコキーワードで「ブログ SEO」の上位記事の平均文字数をカウントしてみました。

ラッコキーワードの「見出し(hタグ)抽出」

出典:ラッコキーワード

 

結果は「13,839文字」です。ブログを書いている人ならわかると思いますが、かなり多いほうですよね。

10,000文字以上書くのって結構大変で、僕は2日くらいかかります。

 

上記の結果を見れば、「文字数が多いほうが上位表示されやすい」傾向があることは間違いありません。

 

文字数が多ければ多いほどいいわけでもない

ただ、文字数が多ければ多いほど上位表示されるわけでもないんです。

 

先ほどの「ブログ SEO」で上位表示された記事の文字数をカウントすると、以下のとおりになります。

サイト順位 文字数
1位 16,409文字
2位 10,010文字
3位 10,299文字
4位 12,757文字
5位 7,898文字 ※最少
6位 21,912文字 ※最多
7位 17,751文字
8位 14,590文字
9位 8,764文字
10位 18,005文字

 

文字数最大の21,912文字の記事が6位であるのに対し、文字数最小の7,898文字の記事は5位となっています。

5位の記事は、6位の記事の約3分の1の文字数であるにもかかわらず、検索順位で勝っているわけです。

 

単純に文字数だけで考えると21,912文字の記事が1位になるはずですが、そうはなってないですよね。

 

つまり、「文字数は多いほうがベターだけど、一番重要なのは内容だよ」ってことが読み取れます。

 

実際、天気予報やQ&Aサイトなどは、文字数が極端に少ないにもかかわらず、トップに表示されることが多々あります。

いいかえると、文字数が少ないからといって上位表示できないわけではないということです。

 

 

ブログ記事の文字数が多いほうがいい理由

Googleは「文字数は関係ない」っていってるのに、実情としては文字数が多いほうが有利な状況となっています。

これはなぜか?

 

最大の理由は、長文のほうが読者のニーズを満たしやすい(悩みを解決しやすい)からです。

 

考えてみてください。「ブログで稼ぐ方法」をたったの500文字で書かれても、説得力がないですよね?なぜなら、文章が短すぎると読者の悩みを解決できないからです。

 

読者に納得してもらうためには、理由・根拠・例示などを含める必要があるので、必然的に文字数が多くなります。

読者のニーズを満たすにはどのような情報が必要か考える

主張・理由・根拠・例示などを具体的に解説する必要があると考える

記事を書いてみると、結果的に文字数が多くなった

読者の満足度が上がる

Googleの評価が上がる

 

つまり、文字数が多くなったのは、読者のニーズに応えることを考えた「結果論」です。

これは、「読者のために記事を書くことが重要」というGoogleの声明と一致します。

 

滞在時間はSEOに直接影響しない?

「文字数が多くなると必然的に滞在時間が伸びるので、SEO的に有利だよ」という意見が一般論としてあります。

ですが、滞在時間はSEOに直接影響しないことが、Googleのジョン・ミュラー氏の発言から読み取れます。

 

つまり、滞在時間が長いからといって上位表示されるわけではありません。逆にいうと、滞在時間が短くても上位表示されることがあります。

 

ただし、滞在時間が伸びることで間接的にGoogleの評価が上がる可能性は高いです。さらにいうと、今後アルゴリズムのアップデートによって直接的に関係してくる可能性もあります。

 

文字数の少ない記事は、「知りたいことが書かれていない」と読者が離脱してしまう可能性が高いです。

これは読者満足度を下げているので、結果的に滞在時間が短くなり、Googleの評価を下げてしまう可能性はあります。

 

読者のニーズを考えずに文字数を多くするのはよくない

読者のニーズを考えずに文字数を多くするのは、結果的に読者満足度を下げてしまいます。

 

たとえば、「おすすめのレンタルサーバー7選」と、「おすすめのレンタルサーバー100選」だったら、どっちを見たいですか?

僕なら「7選」を選びます。なぜなら、100種類もあったら多すぎて見てられないし、厳選されていないので「質の低い商品が含まれてそう」って思うから。

 

つまり、SEOを意識して文字数を多くしすぎるのは読者ファーストじゃないってことです。

 

「読者の悩みに答えるために記事の内容を網羅した結果、長くなってしまった」⇒これはOKです。なぜなら、読者に必要な情報だから。

「SEOを意識して無理やり記事を長くした」⇒これはよくないです。なぜなら、無理やり長くした部分は読者にとって不要だから。

 

 

ブログ記事は結局何文字が最適なのか?文字数の目安を解説

結局何文字にすればいいんだよ。

ここまで読んでいただいた方は、こんな風に混乱しているかもしれません。

 

これまでの内容をふまえると、最低でも2,000文字以上はあったほうがいいです。

読者のニーズを意識して記事を書いていれば、自然と文字数は増えていきます。

 

ただ、ブログのジャンルや記事の内容によって最適な文字数は変わってきます。

ちなみに僕の場合は3,000文字~8,000文字の記事が多いです。多いときは15,000文字くらい。

 

上位記事の平均文字数を目安にする

記事の内容ごとに最適な文字数を知りたい人は、検索キーワードの上位記事の平均文字数を目安にするのがおすすめです。

 

たとえば、「ブログ SEO」の上位記事の平均文字数は「13,839文字」だったので、13,000文字前後を目安にする感じです。

 

上位記事の平均文字数を算出するには、先ほど紹介したラッコキーワードの「見出し(hタグ)抽出」機能を使います。

やり方は簡単で、以下の赤枠にキーワードを入力して「検索上位サイトから抽出」をクリックするだけです。

ラッコキーワードの「見出し(hタグ)抽出」

出典:ラッコキーワード

 

ただし上位記事の中には、網羅性が高すぎて不要な情報まで含まれていることもよくあります。不要な情報が含まれてると読者が迷う原因になるので、読者ファーストとはいえません。

 

つまり、上位コンテンツが正解とは限らないってことです。

 

あなたの記事をトップに上げるには、平均文字数はあくまで参考と捉えるべき。

 

文字数は設定せず読者のニーズだけを意識する

一番おすすめなのは、「文字数は設定せず読者のニーズだけを意識して記事を書く」という方法です。

なぜなら、文字数にとらわれて記事を書くと、文章がダラダラと長たらしくなるから。

 

たとえば、「1万文字で記事を書こう」と目標を立てたとします。そして実際に書いてみた記事が8,000文字だとすると、あと2,000文字足りませんよね。

この2,000文字を埋めるために無駄な文章を追加した場合、それは読者満足度を下げることになるわけです。

 

必要な情報をシンプルにわかりやすく伝えるのが、読者満足度を上げることにつながります。

 

結局は「読者ファースト」という言葉に尽きますね。

 

 

ブログ記事の文字数を適切に増やす方法

読者のニーズを満たしつつ文字数も増やすには、具体的にどうしたらいいの?

結論としては、以下の3点を意識するのがポイントです。

 

ブログ記事の文字数を適切に増やす方法

  • 論理的な構成を意識する
  • 読者のニーズを想像する
  • 競合サイトを分析する

 

具体的に見ていきましょう。

 

論理的な構成を意識する

ブログ記事を書く時は、以下のような論理的な構成を意識することが大切です。

 

主張(結論)→理由→根拠(例示)→逆説(反対意見)→結論

 

上記の例文をあげると以下のような感じです。

 

例文①

【主張(結論)】ブログ記事に最適な文字数というのは存在しません。

【理由】なぜなら、「文字数が多いほど上位表示される」というアルゴリズムはないからです。

【根拠】実際、Googleの社員であるジョン・ミュラー氏は、「重要なのは内容。内容が伴っていれば、文字数が短くても長くてもどちらでもいい。」と公言しています。

【逆説(反対意見)】一方で、検索キーワード上位10記事の平均文字数は多い傾向にあります。これは、文字数が多い方がベターであることを暗に示しています。ただし、多ければ多いほどいいというわけはなく、あくまで「読者満足度を満たすことを意識した結果」にすぎません。

【結論】つまり、ブログ記事に最適な文字数はなく、読者満足度を上げることを意識することが大切なんです。

 

このように、論理的な構成を組み立てれば、自然と必要な情報を盛り込むことができるので、一定した文字数を確保することが可能です。

論理的な構成は読者が納得しやすくなるので、一石二鳥ですよ。

 

ブログ記事の書き方について詳しく知りたい方は、稼げるWordPressブログ記事の書き方【アフィリエイト初心者向け】をご覧ください。

 

読者のニーズを想像する

ブログ記事の文字数を適切に増やす上で重要なのが、読者のニーズを想像するということです。

これまでさんざんお話してきたことですが、実は読者のニーズには大きく2種類があります。

 

それが、「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」です。

  • 顕在ニーズ:読者が認識しているニーズのこと
  • 潜在ニーズ:読者が認識できていないニーズのこと

 

たとえば、本記事を例に出すと以下のようにわけられます。

  • 顕在ニーズ:ブログ記事の最適な文字数が知りたい
  • 潜在ニーズ:文字数が本当に重要なのか知りたい。文字数を増やしつつ読まれる記事を書くコツを知りたい

 

もし顕在ニーズだけを書いた場合、「ブログ記事の最適な文字数はありません」で終わりです。でも、これだけだと物足りないし、今後どうやって記事を書いていけばいいのか悩みますよね?

そこで潜在ニーズを意識すると、「こんな情報が欲しかったんだ!」と読者を満足させることができるわけです。

 

潜在ニーズを満たせば、自然に文字数も増えます。

 

 

競合サイトを分析する

あなた自身で読者のニーズを考えることは、オリジナリティのある記事を作る上でとても大切なことです。

ですが、それだけでは不十分な場合もあります。なぜなら、読者のニーズを満たす上で見落としている点があるかもしれないからです。

 

そこで重要なのが、競合サイトを分析すること。

 

ブログ運営というのは、いかに上位10位という場所を勝ち取るかのゲーム。このゲームに勝つには、上位10記事よりも優れた記事を書く必要があるわけです。

 

じゃあ、上位10記事よりも優れた記事を書くにはどうすればいいの?
それは、上位10記事の内容を網羅した上で、オリジナリティのある内容を追加することです。

 

まずはグーグルでキーワード検索をしてみましょう。そこで上位表示された10記事を分析し、記事に盛り込むべき情報を割り出しましょう。

 

 

ブログ記事の文字数を確認する方法

そもそも、ブログ記事の文字数を確認する方法を知らないんだけど。

という方のために、念のためにご紹介しておきます。

 

WordPressの投稿編集画面

WordPressの文字数確認方法

WordPressの投稿編集画面の下を見ると、文字数が表示されています。

基本的にはこれを確認すればOKです。

 

ラッコツールズ

ラッコツールズの文字数カウント

出典:ラッコツールズ

ラッコツールズは、さまざまなWebツールを無料で使えるサービスです。

 

その中に「文字数カウント」という機能が含まれており、文字を入れるだけで自動的に文字数をカウントしてくれます。

 

文字数カウント

文字数カウント

出典:文字数カウント

文字数カウントは、入力した文字数をワンクリックでカウントしてくれる無料サービスです。

 

やり方は、文字を入力して「字数を数える」をクリックするだけ。文字数を数えるツールとしては、定番として知られています。

 

 

まとめ:ブログ記事に最適な文字数はない。読者満足度を意識して書くことが最重要!

というわけで、以上です。

記事のポイントをまとめます。

まとめ

  • ブログ記事に最適な文字数は存在しない
  • 文字数が多いほうが上位表示されやすい傾向はある
  • 文字数が多いほうが読者のニーズを満たしやすい
  • SEOを意識して文字数を多くしすぎるのはよくない
  • 最低でも2,000文字以上あった方がよさそう
  • 上位記事の平均文字数を目安にするのも1つの手
  • 文字数は設定せず読者のニーズだけを意識するのがおすすめ

 

過去に「長文SEO」というものが流行りましたが、現在は通用しないテクです。ダラダラと長文を書くよりも、読者に必要なことをシンプルに伝えることが大切。

 

そして、読者に読まれるブログ記事を書くには、文字数よりも「文章の書き方」のほうが圧倒的に重要です。

 

ブログ記事の書き方については稼げるWordPressブログ記事の書き方【アフィリエイト初心者向け】で徹底解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

ではまた。

 

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