こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログ記事の書き方【初心者が意識すべき5つの手順】
- ブログ記事の書き方【読まれやすくなる&SEO的に有利になるコツ9選】
- ブログ記事のアクセス数を増やす上で重要なこと
本記事の信頼性
ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)
趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成
妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)
さて、突然ですが、あなたは以下のような悩みを持っていませんか?
- ブログを始めたばかりで、記事の書き方がわからない
- 一生懸命書いたのに、記事を読んでくれない
- ブログのアクセス数が伸びなくて悩んでいる
- 自分の書き方が正解なのか不安
ブログを始めたばかりの初心者さんはもちろん、ブログの書き方がわからない人が多いはず。
頑張って続けている方で「中々アクセスが伸びない」と悩んでいる方も多いですよね。
でも大丈夫。それは普通のことなんです。アクセス数はそう簡単には伸びないし、誰しもが経験すること。
大事なのは「どのように努力するか」なんです。つまり、ブログでいえば「記事の書き方」ですね。
僕は知識ゼロの初心者でブログを2年続けた結果、「月間15万回以上」ブログを読んでいただけるようになりました。
本記事ではそんな僕が、稼げるWordPressブログ記事の書き方とコツを、アフィリエイト初心者向けにわかりやすく解説します。
早速見ていきましょう。
ブログ記事の書き方【初心者が意識すべき5つの手順】
結論からいうと、稼げるブログ記事の書き方は以下の5つの手順です。
ブログ記事を書く5つの手順
- キーワードを選定する
- 記事の構成を決める
- 構成に沿って記事を書く
- 記事を装飾する&画像を挿入する
- WordPress上で各種設定をする
- 記事を公開する
具体的に見ていきましょう。
ブログ記事を書く手順①キーワード選定して記事のテーマを決める
ブログ記事を書く上で、キーワード選定は最も重要なポイントです。
キーワード選定ってブログを書く前の話ですが、ここでやり方を間違えると、あなたが一生懸命書いた記事がゴミになってしまうかもしれません。
キーワード選定の流れは以下のとおり。
- キーワード候補を洗い出す
- キーワード候補の検索ボリュームを調べる
- キーワードを決定する
詳しいキーワード選定方法を知りたい方は、『別の記事』をご覧ください。
①キーワード候補を洗い出す
まずは、記事のキーワードになりうる候補を洗い出します。
ここで使うツールは、「ラッコキーワード」です。
ラッコキーワードは、8種類の検索エンジンのサジェスト(予測検索)キーワードを、高速(1秒程度)で収集できるツールです。
ラッコキーワードで抽出されるキーワードは、実際にその検索エンジンで多く検索されている可能性が高いため、世の中のニーズを知ることができます。
まず、ラッコキーワードであなたのブログテーマに関するキーワードを入力してみましょう。
たとえば本ブログの場合、「ブログ」「アフィリエイト」とかですね。本記事では「ブログ 書き方」と入力してみました。
ご覧のとおり、「ブログ 書き方」に関連するサジェストキーワードがズラーっと並んで表示されました。
②キーワード候補の検索ボリュームを調べる
次に、右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。ここから、「キーワードプランナー」へ移動しましょう。
キーワードプランナーは、Googleが提供している無料のキーワード検索ツールです。1カ月あたりの検索ボリュームや、キーワードの競合性などを確認できる、ブロガーの必須ツール。
右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。クリックしたら、先ほどラッコキーワードでコピーしたものを検索欄にペーストしましょう。
ペーストしたら、そのまま「開始する」をクリックします。すると、以下のように「月間平均検索ボリューム」や「競合性」が一覧で表示されます。
このままだと、どのキーワードの検索ボリュームが多いかわからないので、「月間平均検索ボリューム」をクリックしましょう。
すると、以下のように「月間平均検索ボリューム」が多い順に並べ替えされます。
「月間平均検索ボリューム」は、検索されている量を1カ月当たりの平均で表しています。
つまり、「月間平均検索ボリュームが多い」=「読者のニーズがある」と考えてOKです。
③キーワードを決定する
キーワードプランナーで洗い出したキーワード候補の中から、記事にするキーワードを決めましょう。
基本的には、検索ボリューム「100~1000」「1000~1万」あたりを狙うのがおすすめです。
検索ボリュームが多すぎると、ライバルが多すぎて上位表示が難しいです。
それに対し、検索ボリュームが少なすぎると上位表示しても読まれる数が少ないので、収益化につながりにくいといえます。
2~3語のキーワードのことを「ロングテールキーワード」と呼びます。ロングテールキーワードは検索ボリュームが多すぎないため、ライバルが少なく上位表示されやすい傾向があるのでおすすめです。
参考
キーワードプランナーは、課金して広告を出さないと正確な検索ボリュームを表示できません。
キーワード選定の精度を上げるには広告を出すのがベストですが、余裕がないなら無料のままでもOK。
ブログ記事を書く手順②記事の構成を決める
キーワードが決まったら、次は記事の構成を考えていきます。
いきなり記事を書き出すと、メリハリのない煩雑な印象になりかねません。記事を書く前におおまかな構成を決めておくことが大切です。
記事の構成は、以下の流れで決めていきます。
- 読者像と読者ニーズを想像する
- 競合サイトを分析する
- 見出しを決める
- タイトルを決める
①読者像と読者ニーズを想像する
キーワード選定は、読者のニーズを満たす記事を書く上で重要なことだと解説しましたよね。
当然ですが、記事の中身も同じく、読者のニーズを満たすものでなくてはなりません。
たとえば、本記事の場合はこんな感じ↓
例:読者像を想像する
「ブログ 記事 書き方」で検索する人は、どんな人なんだろう?
⇒記事の書き方を知りたいってことは、たぶんブログ初心者か、アクセスで伸び悩んでる人なんだろうな。文章も初心者向けにわかりやすくした方がいいね。
上記のとおり、読者像を想像することで、どのような説明が必要でどのような言葉選びをすべきなのか、理解できるようになります。
逆にこれをやらないと、記事に必要な情報が盛り込まれなくなり、「読者が理解しにくい記事」にでき上がってしまいます。
例:読者ニーズを想像する
「ブログ 記事 書き方」で検索する人は、どんなことを知りたいんだろう?
⇒たぶん、ブログ記事を書くための具体的な手順を知りたいんだろうな(顕在ニーズ)。
⇒ブログ初心者なら、手順だけじゃなくコツとかも入れた方がいいよな(潜在ニーズ)。
参考
- 顕在ニーズ:読者が認識しているニーズのこと
- 潜在ニーズ:読者が認識できていないニーズのこと
上記のとおり、顕在ニーズと潜在ニーズを想像することで、読者の悩みを解決するだけでなくさらに有益な情報を盛り込むことができます。
結果として、読者にとって満足度の高い記事に仕上がりますよ。
詳しい方法は、『ブログでペルソナを正しく設定する方法【初心者がついやりがちなミスとは?】』の記事を参考にしてください。
②競合サイトを分析する
あなた自身で読者のニーズを考えることは、オリジナリティのある記事を作る上でとても大切なことです。
ですが、それだけでは不十分な場合もあります。なぜなら、読者のニーズを満たす上で見落としている点があるかもしれないからです。
そこで重要なのが、競合サイトを分析すること。
ブログ運営というのは、いかに上位10位という場所を勝ち取るかのゲーム。このゲームに勝つには、上位10記事よりも優れた記事を書く必要があるわけです。
まずはグーグルでキーワード検索をしてみましょう。そこで上位表示された10記事を分析し、記事に盛り込むべき情報を割り出しましょう。
③見出しを決める
読者のニーズと競合サイトを分析したら、その内容をもとに記事の見出しを決めていきます。
見出しとは、「H2タグ、H3タグ、H4タグ…」で作る記事内の目次のようなものです。
基本的に、競合サイトにある見出しは入れておいた方がいいです。それに加えて、あなたが分析した読者のニーズをもとに、オリジナルの内容を見出しに追加していきましょう。
検索上位10記事は、Googleから高い評価を受けている証拠です。その見出しを参考にすることで、あなたの記事も上位表示されやすくなります。
ただし、真似するだけではNG。似たようなサイトが量産されることはGoogleの利便性を下げることになるので、Googleからの評価が低くなります。
参考
SEOに強い見出しの作り方について、詳しくは『別の記事』で解説します。
④タイトルを決める
最後に、タイトルを決めます。
タイトルはブログ記事のクリック率を上げる上で、かなり重要なポイントです。タイトルがイケてなかったら、いくら記事の内容が優れていても読まれません。
ブログ記事のタイトルは、以下のポイントを意識して決めるのがおすすめです。
- キーワードを含める
- 32文字~36文字以内におさめる
上記2点は、タイトルを決める上で絶対に外せないポイントです。
タイトルを決める上で重要なポイントは、他にもたくさんあります。ついクリックしたくなるタイトルの決め方について詳しく知りたい方は、『別の記事』をご覧ください。
ブログ記事を書く手順③構成に沿って記事を書く
見出しとタイトルを決めたら、早速記事を書いてきましょう。
記事を書く時は、以下の3つの構成を意識することが大切です。
- リード文(導入文)
- 本文
- まとめ(結論)
上記の3つは、それぞれ書き方がまったく異なります。それぞれの書き方はとても重要なので、違いをよく理解しておきましょう。
①リード文(導入文)の書き方
リード文(導入文)とは、記事の冒頭にある「本文へと導入する文章」のことです。
こんな風に思うかもですが、リード文は読者に記事を読んでもらう上で、とても重要な役割を持っています。
導入文が適当だと期待値が下がってしまい、最後まで読んでくれません。読者が途中で離脱してしまうことは、ブロガーにとって圧倒的損失です。
リード文の書き方については、『思わず読み進めたくなるブログのリード文の書き方とは?【テンプレート付き】』で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
②本文の書き方
本文は、ブログ記事において中核をなす最も重要な部分です。
本文の書き方は色々あるので、一概に「コレ」という正解はありません。ですが、失敗のないおすすめの方法はあります。
それは、論理的な文章です。なぜなら、論理的な文章には読者を納得させる力があるからです。
でも、論理的な文章といわれても、どんな風に書いたらいいかピンとこないですよね?
わかりやすく表すと、以下のような構成を意識すると論理的な文章になりやすいです。
主張(結論)→理由→根拠(例示)→逆説(反対意見)→結論
最大のポイントは、まず最初に結論を出してあげることですね。もったいぶって結論を後回しにしていると、最後まで読んでくれません。
そしてその結論の理由と根拠を、例をあげながら解説していきます。その後、予測される反対意見にも触れつつ、それを否定することで、信頼性の高い記事が出来上がります。
③まとめ(結論)の書き方
まとめは、ブログ記事の最後に書く「本文の要約」です。
一度読んだだけで記事の内容をすべて覚えるの、難しいです。なので、記事の中で重要なポイントを抜き出し、それを簡潔にまとめてあげると、読者の満足度が上がります。
また、まとめ部分にはもう1つ重要な役割があります。それは、読者へ次の行動を促すことです。
記事を読んだ読者によくあるパターンが、「なるほどね。わりといい記事だった。勉強になったかも。」です。
でもこれで終わってしまうと、両者にメリットは少ないんですよね。
ブログ記事を読んで終わりというのは、「本を読んで勉強したつもりになる(結果何もしない)」のと同じこと。
最後に「やるべきこと」や「関連記事」などを提示して、読者に「次にすべき行動」を示してあげることが大切です。
これをやることで、読者は次に何をしたらいいかが明確になる(関連記事を読んでくれたり、商品を買ったりするようになる)わけです。
まとめの書き方については、『ブログ記事の「まとめ」の書き方をわかりやすく解説【テンプレート付き】』で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ブログ記事を書く手順④記事を装飾する&画像を挿入する
文章を書き終えたら、記事を装飾して画像を挿入していきましょう。
記事を装飾する
記事を装飾すれば、文章にリズムを作ることができます。
リズムのない文章は堅い印象を与えかねません。リズムを作れば、読者が読みやすい記事に仕上がります。
記事の装飾例は、以下のとおり。
- 太字・赤字・マーカー:重要な文章を強調する
- リスト:箇条書きにする
- ボックス:重要箇所の協調、要約
- テーブル:表でまとめる
- ふきだし:キャラクター(自分や読者)に会話させる
- 引用:出典・引用部分を区切る
- ブログカード:関連記事をカード表示させる
記事の装飾は文章を書き終えてからでも、文章を書きながらでも問題ありません。
参考
記事の装飾は、WordPressテーマによって異なります。おすすめのWordPressテーマは『ブログ初心者におすすめのWordPressテーマ10選【無料・有料】』で解説しているので、あわせてご覧ください。
画像を挿入する
って思う人もいるかもしれません。ですが、文章ばかりのブログ記事は、読者につまらない印象を与えかねません。
基本的には、以下の箇所に貼ればOKです。
- h2タグ(見出し)のすぐ下
- 画像で補足説明が必要な場所
なお、ジャンルによって必要な画像の枚数は変わってきます。その他にも画像を貼るべき箇所があれば、都度貼りましょう。
不必要に画像を貼りすぎると記事が重たくなり、読み込みスピードが落ちてSEO評価が下がります。必要以上に画像を貼るのはやめましょう。
代表的なおすすめの画像サイトは、以下のとおり。
- Shutterstock
- O-DAN
他にもおすすめ画像サイトを詳しく知りたい方は、『別の記事』をご覧ください。
ブログ記事を書く手順⑤WordPress上で各種設定をする
最後に、WordPress上で各種設定をして記事を投稿します。
必要な設定は以下のとおりです。
- アイキャッチ画像
- メタディスクリプション
- カテゴリー・タグ
- スラッグ(URL)
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像とは、読者の目(Eye)をひきつける(Catch)画像のことをさします。
アイキャッチ画像が表示されるのは、以下のような場所です。
- 各記事の冒頭(記事タイトルの下)に大きく表示される
- WordPress上で記事一覧のサムネイルとして表示される
- TwitterなどのSNSのサムネイルとして表示される
アイキャッチ画像は、WordPress上で簡単に設定できます。
アイキャッチ画像は、読者をひきつける上でとても重要な役割を果たします。
参考
アイキャッチ画像も、先ほど紹介した画像サイト『別の記事』から探せばOKです。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、検索結果画面で表示される「記事の概要」を表した文章のことです。
検索した時に、タイトルだけじゃなくメタディスクリプションも見て「記事が読みたくなった」という人も多いと思います。
実際、メタディスクリプションは記事のクリック率に影響するので、適当に書かずにしっかりと考えて書くべきです。
メタディスクリプションを書く時のポイントは、以下のとおり。
- 120文字以内にまとめる
- キーワードを含める
- 記事の内容を簡潔に伝える
メタディスクリプションの詳しい書き方については『メタディスクリプションとは?SEOに強い書き方や文字数をプロが解説』で解説します。
参考
「メタキーワード」という項目もありますが、これは記入してもしなくてもそこまで影響がないので、どちらでもOKです。
カテゴリー・タグ
カテゴリー・タグは、WordPress上のブログ記事をグループ化するための機能です。
- カテゴリー:ブログ記事をジャンルごとにグループ化するための機能
- タグ:ブログ記事をキーワードごとに分類できる機能
カテゴリーやタグを設定することで、ブログ読者が関連記事を探しやすくなります。
さらに、クローラー(Webサイトを巡回するGoogleの検索ロボット)がブログを回遊しやすくなり、SEO的にもメリットがありますよ。
参考
カテゴリー・タグの詳しい設定方法については、『別の記事』で解説します。
スラッグ(URL)
スラッグとは、URLの末尾の文字列のことです。スラッグを決めることで、ブログ記事のURLが決まります。
スラッグは、WordPressの投稿画面で簡単に設定できます。
タイトル下にある「パーマリンク」のURL右側に「編集」ボタンがあるので、クリックして入力しましょう。
なお、スラッグの書き方にルールはありませんが、基本的にはブログの内容と共通する英単語を入れるのがおすすめです。
理由としては、スラッグの決め方に迷わないから。ここに時間をかけるのは無駄なので、すぐに決めれる方法をとるのが吉です。
ブログ記事を書く手順⑥記事を公開する
ここまで設定できたら、記事を公開しましょう。
WordPressの右側で「公開状態」を公開にし、「公開」ボタンをクリックするだけでOKです。
Googleサーチコンソールでインデックス登録をリクエストする
記事を公開したら、すぐにGoogleサーチコンソールで「インデックス登録をリクエスト」しましょう。
Googleサーチコンソールとは、Googleが提供している「Webサイトのパフォーマンスを分析できる無料ツール」です。
「インデックス登録をリクエストする」というのは、簡単にいうと「クローラーに早くうちのブログを見にきてよ!」と依頼することですね。
手順は以下のとおり。Googleサーチコンソールでブログ記事のURLを入力して「インデックス登録をリクエスト」をクリックするだけ。簡単です。
まだGoogleサーチコンソールとブログを紐づけしていない方は、『別の記事』で詳しく方法を解説します。
キーワードを検索順位チェックツールに登録する
記事の公開後は、記事のキーワードを検索順位チェックツールに登録しましょう。
おすすめのキーワード順位チェックツールは、以下のとおり。
代表的なキーワード順位チェックツール
- GRC
- Rank Tracker
キーワード順位チェックツールは様々なものがありますが、中でもRank Trackerは毎日自動的に順位を計測してくれるので、おすすめです。
Rank Trackerについて、詳しくは『別の記事』で解説します。
ブログ記事の書き方【読まれやすくなる&SEO的に有利になるコツ9選】
ここまで解説してきたのは、ブログを書く時の基本的な手順です。
ここからは、ブログを書く時に意識することで「読者が読みやすくなる」「SEO的に有利になる」コツを9種類厳選してご紹介します。
ブログ記事を書くコツ9選
- 結論から書く
- 一文を短くする
- 難しい言葉を使わない
- 適度に改行する
- 漢字を多用しない
- 同じ語尾を反復しない
- 画像・装飾を積極的に取り入れる
- 見出し・本文にキーワードを入れる
- 体験談を盛り込む
ブログ記事を書くコツ①結論から書く
ブログでは「結論から書く」ことを徹底しましょう。これはさっきも解説したのですが、ブログ記事を書く上で基本中の基本なので復唱します。
社会人になるとよく言われることですよね。「まず結論から言え」と。これはブログでも同じ。
結論を後回しにすると、「この記事に自分が知りたいことはのってないのかな?」って思われて、読者が離脱してしまいます。
以下のようにまず結論を言って、その後理由や根拠などを論理的に解説していきましょう。
主張(結論)→理由→根拠(例示)→逆説(反対意見)→結論
上記の例文をあげると以下のような感じです。
例文①
【主張(結論)】ブログ記事を書く時には、結論から書くことが大事です。
【理由】なぜなら、結論を先に書かないと読者が離脱するから。
【根拠】実際、結論を最後に書く記事は、結論を先に書く記事よりも離脱率が高い傾向があります。
【逆説(反対意見)】結論を最後に書いた方が、「最後まで読んでくれそう」と思うかもしれません。ですが、もし結論を後回しにされたら、読者は疲れます。「どっちなんだろう?」って迷いながら読まないといけないからです。これは読者ファーストではありません。
【結論】なので、ブログでは結論から書くことが大事なんです。
ブログ記事を書くコツ②一文を短くする
ブログ記事を書く時は、「一文を短くする」ことを意識しましょう。
その理由は、文章が短い方が理解しやすいからです。
たとえば、以下の例文②を、先ほどの例文①と比較してみてください。
例文②
ブログ記事を書く時には、結論を先に書かないと読者が離脱するので、結論から書くことが大事です。
実際、結論を最後に書く記事は、結論を先に書く記事よりも離脱率が高い傾向があります。
結論を最後に書いた方が、「読者は答えが気になるし最後まで読んでくれそう」と思うかもしれませんが、もし結論を後回しにされたら読者は疲れるので、「どっちなんだろう?」って迷いながら読まないといけいません。
これは読者ファーストではないので、結局ブログでは結論から書くことが大事なんです。
どっちが読みやすいと思いましたか?たぶん、例①の方が文章が短くてわかりやすかったはずです。
ブログ記事を書くコツ③難しい言葉を使わない
ブログ記事を書く時は、難しい言葉は極力避けた方がいいです。理由は単純で、理解しにくいから。
たとえば、以下の表現を比較してみてください。
例文③
ブログ記事を投稿したら、すぐにサチコでインデックス登録をリクエストした方がいいよ!じゃないとクローラーが記事を認知してくれないからね。
例文④
ブログ記事を投稿したら、すぐにGoogleに記事の登録依頼をした方がいいよ!じゃないと、Googleの検索ロボットがあなたの記事を見にきてくれないからね。
登録依頼は、Googleサーチコンソールの「インデックス登録をリクエスト」というボタンをクリックすればできるよ!
どっちの方がわかりやすかったですか?
たぶん、例文④の方が理解しやすかったはず。なぜなら、例文③は難しい単語を多用しているから。
その分野に精通している人なら一目でわかりますが、初心者の人にとってはなんのこっちゃわかりません。反対に例文②は簡単な言葉を使っているので、誰にでも理解できるわけです。
どうしても難しい単語を使う必要がある時は、その言葉の意味を補足説明すればOK。
ブログ記事を書くコツ④適度に改行する
適度に改行すると、文章が読みやすくなります。以下の例文を比較してみてください。
例文⑤
改行せずに文章を書き続けると、文章が読みにくくなります。なぜなら、文章に窮屈な印象が出るからです。反対に、改行をすると文章に余白が生まれるため、読みやすくなります。複数の文章を1つのかたまりにして段落を意識すると、さらに読みやすくなります。
例文⑥
改行せずに文章を書き続けると、文章が読みにくくなります。
なぜなら、文章に窮屈な印象が出るからです。
反対に、改行をすると文章に余白が生まれるため、読みやすくなります。
複数の文章を1つのかたまりにして段落を意識すると、さらに理解度も上がるはずです。
このような感じで、例文⑥のほうが余白が生まれるので、読みやすいはず。
改行するタイミングのおすすめは、2文前後。文章の流れが変わる時には1行空白を開けてあげると、理解しやすくなります。
ブログ記事を書くコツ⑤漢字を多用しない
ブログ記事を書く時は、漢字を多用しない方がいいです。なぜなら、漢字を使いすぎると文章が堅い印象になり、読みづらくなるから。
以下の例文を比較してみてください。
例文⑦
漢字を使い過ぎるのは良くありません。なぜなら、文章が読みにくく理解し辛くなるからです。
例文⑧
漢字を使いすぎるのはよくありません。なぜなら、文章が読みにくく理解しづらくなるからです。
上の例文を比較すると、例文⑧のほうがスラっと読めたのではないでしょうか?細かい違いですが、ここを意識することは意外と重要です。
読者の中には、読めない漢字が出てくる人もいます。そこでいちいち止まってしまうのは、読者にとって不利益です。
さらに、漢字にできるところをすべて変換してしまうと、不自然な印象を与えてしまいます。
ひらがなやカタカナで伝わるところはそのままにして、不必要なところで漢字変換するのはやめましょう。
ブログ記事を書くコツ⑥同じ語尾を反復しない
ブログ記事を書く時は、同じ語尾を反復しないように意識してください。
その理由は、文章にリズムがなくなり、なんとなく読みにくい記事に仕上がってしまうからです。
これは、ブロガーやライターが記事を書く時に意識している、基本ルールみたいなもの。
たとえば、以下の例文を比較してみましょう。
例文⑨
同じ語尾を反復するのはよくないです。なぜなら、文章にリズムがなくなり、なんとなく読みにくい記事に仕上がってしまうからです。
これは、ブロガーやライターが記事を書く時に意識している、基本ルールみたいなものです。
例文⑩
同じ語尾を反復するのはよくありません。なぜなら、文章にリズムがなくなり、なんとなく読みにくい記事に仕上がってしまうからです。
これは、ブロガーやライターが記事を書く時に意識している、基本ルールとして知られています。
上の例文を見ると、例文⑩のほうが自然な文章で読みやすかったと思いませんか?
例文⑨は、「です」という語尾を連続で使っているので、リズムが悪くて読みにくくなっちゃってるんです。
ブログ記事を書くコツ⑦画像・装飾を積極的に取り入れる
ブログ記事を書く時は、文章だけでなく、画像や装飾も積極的に取り入れた方が読みやすくなります。
これはすでに解説したとおりです。画像や装飾を使うのと使わないのとでは、読みやすさが段違いで変わってきます。
画像はブログ記事にメリハリをつけてくれるので、読者を飽きさせません。
装飾は文章をわかりやすく表現してくれる効果があります。以下のような装飾を積極的に使っていきましょう。
- 太字・赤字・マーカー:重要な文章を強調する
- リスト:箇条書きにする
- ボックス:重要箇所の協調、要約
- テーブル:表でまとめる
- ふきだし:キャラクター(自分や読者)に会話させる
- 引用:出典・引用部分を区切る
- ブログカード:関連記事をカード表示させる
ブログ記事を書くコツ⑧見出し・本文にキーワードを入れる
ブログ記事には、見出しや本文にキーワードを積極的に取り入れていきましょう。
ブログ記事の中にキーワードがたくさんあると、クローラーが「キーワードと関連性の高い記事」と判断して、上位表示されやすくなるわけです。
特に、見出しにキーワードが含まれていると、クローラーが記事の内容を正しく読み取りやすくなります。
ただし、不自然なほどキーワードを入れすぎるのはNGです。なぜなら、キーワードを入れすぎると文章が読みにくくなってしまい、読者の満足度を下げてしまうから。
ブログ記事を書くコツ⑨体験談を盛り込む
ブログでは、「体験談」が強みになります。その根拠となるのが、Googleの「検索品質評価ガイドライン」です。
このGoogleのガイドラインで、「E-E-A-T」という項目がSEO的にかなり重要だと公言しています。
E-E-A-T
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- Trust(信頼性)
この中の「E:Experience(経験)」は、体験談を書くことで満たすことができます。
グーグルはこれまで、SEOの最適化には「E-A-T(専門性・権威性・信頼性)」が重要であると説いてきましたが、2022年以降はこれに「E(経験)」が追加されました(出典:品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加;Google検索セントラル)。
つまり、「経験」はGoogleが今重要視している項目なわけです。
ブログ記事を公開してしばらくたったらリライトしよう
一度ブログ記事を公開しても、それで終わりではありません。
公開後は「Rank Tracker」などで順位を計測していきましょう。そして、順位が上がらなければリライトする必要があります。
何度もいいますが、10位以下の記事はほぼ読まれることはありません。あなたが努力して書いた記事も、そのままでは無意味で終わってしまいます。
リライトする時期の目安は、だいたい2カ月~3か月目くらいです。
リライトの方法については、『別の記事』で解説します。
ブログ記事の書き方に関するQ&A
ブログ記事の書き方に関して、よくあるQ&Aをまとめました。
1記事あたりどれくらいの時間をかけるべき?
特に決まりはありませんが、だいたい8時間以内に1つの記事を書けるのが理想ですね。
ただ、1つの記事にどれくらいの時間がかかるかは、その記事の内容によります。
なので、あんまり時間にはこだわらなくて大丈夫です。
でも、初心者のうちはクオリティを求めすぎても大した記事を書けないので、まずは量をこなしてください。たくさん記事を書いているうちに、クオリティも上がってきます。
ブログは毎日投稿すべき?
これは人によって意見が異なるのですが、個人的には毎日投稿は必須ではないと考えています。
有名ブロガーのマナブさんは、680日間毎日更新をして月収500万円までいったそうです。
これを聞いて僕も毎日更新をしていたことがありますが、僕には子供がいるので、平日の作業時間は限られているし、休日は基本作業出来ないんですよね。
なので、時間的に毎日更新が難しく、途中であきらめてしまいました。
ですが、それでも月収6桁は稼げるようになったんです。
たしかに毎日記事を投稿すれば、それだけアクセスも伸びやすいので、収益も増えやすいです。
が、無理に毎日投稿しようとすると、記事の品質が落ちる可能性が高くなります。そうなってしまっては本末転倒です。
記事の品質を落とさずに毎日更新できる人は、絶対にやったほうが早く稼げます。ですが、無理な人は別にやらなくても大丈夫ってことです。
1記事あたりの最適な文字数は?
結論として、1記事あたりの最適な文字数というのは存在しません。
ですが、文字数が多ければ多いほど、SEO的に有利というのはあります。なので、可能な範囲で文字数を増やすのはおすすめです。
目安としては、10,000字以上あると文字数が多いというイメージです。
ただし、SEOで有利に立つために不要な内容を含めるのは、やめましょう。それは読者の満足度アップにつながりません。
一番大事なのは、記事の内容です。
競合サイトの記事をパクるのはNG?
他のサイトの記事を丸パクリするのは、絶対にNGです。
Googleからペナルティを受けるだけでなく、最悪の場合著作権侵害で訴えられる可能性があります。
ただ、「上手にパクる」のはぶっちゃけアリです。他人を真似することで、あなたの成長スピードがグンと上がります。
上手なパクり方を知りたい方は、『ブログで最速で稼ぐコツはパクること【真似することの重要性と危険性を解説します】』を参考にしてください。
ブログ記事の書き方を学べる本はある?
ブログ記事の書き方を学べるおすすめの本は、いくつかあります。
代表的なものをあげると以下のとおり。
- 沈黙のWebライティング
- 人を操る禁断の文章術
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
上記はあくまで一部です。ブログを運営する上でおすすめの本を知りたい方は、『別の記事』をご覧ください。
まとめ:ブログの書き方にはルールがある。書けば書くほど上達するので、まず初心者は100記事を目指そう!
というわけで、以上です。
記事のポイントをまとめます。
ブログ記事を書く5つの手順
- キーワードを選定する
- 記事の構成を決める
- 構成に沿って記事を書く
- 記事を装飾する&画像を挿入する
- WordPress上で各種設定をする
- 記事を公開する
ブログ記事を書くコツ9選
- 結論から書く
- 一文を短くする
- 難しい言葉を使わない
- 適度に改行する
- 漢字を多用しない
- 同じ語尾を反復しない
- 画像・装飾を積極的に取り入れる
- 見出し・本文にキーワードを入れる
- 体験談を盛り込む
初心者のうちは、どれだけうまく書こうと思っても中々うまくいきません。
でも、それが当たり前なんです。今稼いでいるブロガーのみなさんも、きっとそうだったと思います。
なので、まずは100記事を目指して、たくさん記事を書いてみてください。100記事に到達したころには、ブログの書き方がある程度身についているはず。
本記事が、あなたのブログの収益化に貢献できれば幸いです。
ではまた。
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