こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- Broken Link Checkerとは?
- Broken Link Checkerのインストール手順
- Broken Link Checkerの使い方・設定方法
- Broken Link Checkerの誤作動について
本記事の信頼性
ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)
趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成
妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)
ブログ記事にリンクを貼ることってたくさんありますよね。でも、そのリンクが知らないうちに切れてしまうこともたくさんあります。
リンク切れを放置していると、ユーザーの満足度を下げてしまうのはもちろん、SEOに悪影響を及ぼす可能性も否定できません。
そこで本記事では、リンク切れを自動でチェックしてくれるプラグイン「Broken Link Checker」の使い方や設定方法を、初心者さん向けにわかりやすく解説していきます。
早速見ていきましょう。
Broken Link Checkerとは?
『Broken Link Checker』は、WordPressサイト内のリンク切れを自動でチェックしてくれるプラグインです。
リンク切れ(リンクエラー)とは、URLをクリックしてリンク先に飛んだときに、ページが表示できない状態のことを指します。記事の削除・広告終了・スペルミスなど、さまざまな要因でリンク切れが起こります。
って思う人もいるかもですが、リンク切れを放置すると以下のようなリスクがあります。
- ユーザーの満足度が下がる
- 広告収益が下がる(広告リンクがリンク切れしている場合)
- SEOに悪影響を及ぼす(可能性がある)
なので、リンク切れを放置するのはよくありません。ただ、リンク切れが起きてないかを自分で1つ1つチェックしていくのは、手間がかかりすぎますよね。
そこでおすすめなのが、Broken Link Checkerです。このプラグインを導入すれば、自動的にリンク切れをチェックし、見つかったら一覧表示で通知してくれます。
Broken Link Checkerの機能
- リンク切れの監視、および通知
- リンク切れに自動で装飾(打ち消し線など)
- nofollowの付与(検索エンジンがリンクエラーを認識しないようにするため)
Broken Link Checkerは重い?
「Broken Link Checker」と検索すると、「Broken Link Checker 思い」という関連キーワードが出てきます。
なので、「Broken Link Checker」って重いのかな?と気になってる人もいるはず。
実は、Broken Link Checkerがサイト内のリンク切れをチェックしているときは、サーバーに負荷がかかっています。その結果サイトが重たくなり、ページの表示速度が遅くなることも十分考えられます。
Broken Link Checkerの使い方や設定方法については、本記事の後半で解説します。
Broken Link Checkerのインストール手順
ここからは、Broken Link Checkerのプラグインのインストール手順をご紹介します。
まずはWordPressの管理画面へ行き、左端から「プラグイン」⇒「新規追加」に進みましょう。
次の画面右上の検索窓から、「Broken Link Checker」を入力して検索します。
Broken Link Checkerのプラグインは以下のとおり。「今すぐインストール」をクリックしましょう。
クリックしたら、「有効化」というボタンに切り替わるので、またクリックします。以上でBroken Link Checkerのインストールは完了です。
Broken Link Checkerの設定方法
ここからは、Broken Link Checkerの設定方法を解説していきます。
まず、WordPressの管理画面左側にある「リンクチェッカー」から、「Local [old]」をクリックしましょう。
実はBroken Link Checkerには、新版(Cloud)と旧版(Local)の2種類があります。
新版はクラウドサービスを使ったやり方で、外部サービスに移動しないといけなかったり、設定がややこしかったりするので、おすすめしません。
旧版のページに行ったら、以下の「Settings」ボタンをクリックして設定画面へ移動します。
Broken Link Checkerの設定方法①一般タブの設定
Broken Link Checkerの設定画面に移動したら、まずは「一般」タブを設定します。
設定を変えるのは以下の2項目です。
「各リンクをチェック」
「各リンクをチェック」は、リンクの確認頻度(何時間ごとにリンクを確認するか)を設定できます。
設定時間を短くしすぎるとするとサーバーに負荷がかかる反面、長くしすぎるとリンク切れが放置されてしまいます。
デフォルトでは72時間になっており、このままでも問題はありません。ですが、当サイトではサーバーの負荷を極力減らすために1週間(168時間)に設定しています。
「リンクの調整」
「リンクの調整」は、リンク切れが見つかった場合の表示や設定を調整する項目です。
デフォルトでは「リンクエラーにカスタムCSSを適用する」「削除したリンクにカスタムCSSを適用する」にチェックが入っています。
ここにチェックがあることで、リンクエラーがあった場合に打ち消し線(こんな感じ)が表示されるようになるんです。
打ち消し線があることでユーザーはリンク切れだと一目でわかるので、ユーザーファーストではあります。ですが、Broken Link Checkerでは誤作動で「リンク切れじゃないのにリンクエラーだと判断される」場合があります。
この場合、せっかくの有効なリンクが打ち消し線で表示されることになるので、ブロガーのあなたにとっては損です。
一方で、「検索エンジンにリンクエラーをだとらせない」にはチェックを入れています。
ここにチェックすることで、クローラーがリンクエラーをたどるのを防ぎ、SEO評価の悪影響を防止することが期待できます。
設定を変更したら、最後に「変更を保存」をクリックしましょう。
Broken Link Checkerの設定方法②高度な設定
つぎに変更が必要なのは、「高度な設定」タブです。
変更が必要な個所は、以下の2点。
「リンクモニター」
「バックグラウンドで1時間ごとに実行する」のチェックをはずしておきましょう。
「サーバー負荷の制限」
ここに入力したサーバー負荷の設定値を超えると、リンクチェックが自動的に中断されます。
サーバー負荷を減らすためには重要な項目なので、設定しておきましょう。
Broken Link Checkerの設定方法その他の設定について
その他に以下のようなタブがありますが、すべてデフォルトのままでOKです。
設定変更が不要なタブ
- 「含まれるリンクを探す」
- 「チェックするリンクの種類」
- 「プロトコル&API」
Broken Link Checkerの使い方
ここからは、Broken Link Checkerの使い方をご紹介していきます。
Broken Link Checkerの使い方①リンク切れの有無を確認する
まずは設定のときと同じように、WordPressの管理画面左側にある「リンクチェッカー」から、「Local [old]」をクリックしましょう。すると、以下の画面に移ります。
「リンクエラー」タブを確認すると、これまでに確認されたリンクエラーの項目が一覧で表示されます。
ただし、中には誤作動によって「リンク切れじゃないのにリンクエラーだと判断された」項目もあります。うっかり有効なリンクを削除しないよう、リンクエラーのURLを一つ一つクリックしていきましょう。
リンクエラーがあったらメール通知がくる
Broken Link Checkerでリンクエラーが見つかったときは、登録しているメールアドレス宛に自動で通知メールが届きます。
確認頻度を「168時間」に設定している場合は、1週間に1度です。
Broken Link Checkerの使い方②リンクエラーを対処する
リンク切れであることを確認したら、適切な対処をしましょう。
リンクエラーのURLにカーソルを当てると、以下の項目が表示されます。
URLを編集
リンクエラーの理由が「リンク先のURLが間違っている」だった場合は、URLを編集すれば治ります。「URLを編集」をクリックして、正しいURLを入力しましょう。
リンク解除
リンク先のページが削除されていた場合などは、「リンク解除」をクリックしましょう。リンクは解除されますが、元のテキストは残ります。
リンクエラーではない
リンク先のページが問題なく表示される(リンクエラーではない)場合は、「リンクエラーではない」をクリックしましょう。これによりリンクエラーは解消されます。
無視
「無視」をクリックすると、該当項目が「リンクエラー」の一覧から「無視」の一覧へ移動します。その名のとおりリンクエラーを無視しただけで、リンクエラーが消えるわけではありません。
再確認
リンクエラーのURLを修正したあとに「再確認」をクリックします。ステータスに「200 OK」と表示されれば、正しく修正が完了したことを意味します。
Broken Link Checkerの誤作動について
これまでにも触れてきたとおり、Broken Link Checkerは誤作動を起こすことがあります。
Googleで「Broken Link Checker」と検索すると、以下のように「Broken Link Checker 誤作動」と表示されるので、同じように苦しんでいる人がいるのがわかります。
Broken Link Checkerの誤作動として代表的な例が、インスタグラムやアフィリエイト広告のリンクエラーです。
ブログ内にインスタグラムの埋め込みURLを入力すると、以下のようにBroken Link Checkerでリンクエラーと指摘されます。もちろん、リンク切れじゃないのにです。
そもそもリンクエラーじゃないのなら、放置してもSEO的には悪影響はないはずです。
でも、他のリンクエラーをチェックするときにすごく邪魔になるので、なんとか対処しておきたいですよね。
インスタグラムのリンクエラーの誤作動に対する対処法
一つの対処法としては、「リンクのチェック手段」を変更することです。
Broken Link Checkerの設定画面「プロトコル&API」タブをクリックしましょう。
そこで、「リンクのチェック手段」の「RapidShare API」「MediaFire API」の2つにもチェックを入れて、保存します。
これをやることで、インスタグラムのリンクエラーの誤作動がなくなる人もいるようです。
まとめ:Broken Link Checkerを使ってリンク切れを定期的にチェックしよう!
というわけで、以上です。
Broken Link Checkerは、リンク切れチェッカーとしては優秀なプラグインです。ブロガーの間では定番になっているのもうなずけます。
ただし、誤作動を起こすことがあるというデメリットは、否定できません。
重いと感じる人もいるかもしれませんが、僕は今まで気になったことはないです。本記事で解説した設定方法を真似ていれば、そこまで心配する必要はないかと思います。
ではまた。
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