こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- そもそも「リード文」とはどんな意味?
- ブログのリード文が重要である理由
- ブログのリード文の書き方【3つの手順で解説】
- ブログのリード文を書くときに注意すべきこと
- ブログのリード文のテンプレート【パクってOK】
本記事の信頼性
ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)
趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成
妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)
「ブログ記事で一番重要なのは本文だから、リード文なんて適当でいいんじゃね?」
こんなふうに思う人も多いかもしれません。僕も初心者の頃はそう思ってました。
でも、リード文を適当に済ませている人はヤバイです。なぜなら、リード文がイケてないと、読者が記事を読む気にならないからです。
反対に、リード文がいい感じだと、読者はどんどん記事を読み進めたくなります。本文まで記事を読み進めてもらうことは、ブロガーが記事を書くうえで外せない第一歩です。
読者の離脱はブロガーにとって圧倒的損失。「思わず本文まで読み進めたくなるリード文の作り方」を、ぜひ本記事で学んでください。
早速見ていきましょう。
そもそも「リード文」とはどんな意味?
リード文とは、「本文へと導入する文章」のことです。導入文ともいいます。
そもそもブログ記事は、以下のように「リード文」「本文」「まとめ」の3つにわかれているんです。
その中で、リード文は記事の冒頭にあります。
ブログのリード文が重要である理由
リード文が重要な理由は、以下の3点です。
- 読者が本文を読み進めてくれる確率が上がる
- 商品やサービスが売れる
- SEO的に評価が上がる
読者が本文を読み進めてくれる確率が上がる
たしかに、リード文を飛ばして読んでくれる人もいます。ですが、中にはリード文を読んで「この記事は微妙そうだから、他の記事を見よう」と判断して、離脱してしまう人もいるんです。
なので、リード文のクオリティを上げれば、本文はもちろん、最後まで記事を読んでくれる可能性が高くなります。
商品やサービスが売れる
ブログでアフィリエイト商品を売る場合、本文で商品を紹介することになりますよね。
なので当然ですが、リード文から本文へと誘導できなければ、商品やサービスが売れることはまずありません。
逆にいうと、リード文で本文に誘導できれば、あなたの収益がアップする可能性が高くなるわけです。
SEO的に評価が上がる
考えてみてください。
リード文を読んで「この記事は微妙かも」と思われて離脱されると、どうなると思いますか?
滞在時間がかなり短いうえに、他の記事も読まずに終わってしまいますよね。
ですが、リード文を読んで「この記事は有意義かも、最後まで読んでみよう!」と判断され、最後まで読んでくれたらどうでしょう?
滞在時間が増えるのはもちろん、途中の関連記事も読んでくれるかもしれません。すると、直帰率も下がるため、SEO的に高評価を受けることになります。
ブログのリード文の書き方【3つのポイントを解説】
ここからは、実際にブログのリード文の書き方を解説していきます。
結論としては、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
ブログのリード文の書き方
- 想定読者の悩み・ニーズを明確にする(共感)
- 記事を読んで得られるメリットを伝える
- 読者の悩み・ニーズを解決できる根拠を示す(権威性)
順番に見ていきましょう。
ポイント①想定読者の悩み・ニーズを明確にする(共感)
まず、ブログ記事の想定読者の悩みやニーズを考えてみましょう。
そして、その悩みやニーズを「明確化」もしくは「代弁」してあげてください。たとえば以下のような感じ。
明確化パターン
あなたは~という問題で悩んでいませんか?~で悩むことってよくありますよね。
代弁パターン
このように、読者目線になってあげることが大事です。読者の悩みに共感するようなイメージですね。
本記事でいうと、以下が共感部分です。
心理学的に、人は自分に関係のあることにしか行動を起こそうとしません。
読者の悩みに共感することで、「この記事とあなたの悩みには関係がありますよ」と暗に伝えることができます。これにより、読者は「記事を読もう」という気持ちになるわけです。
読者の悩みやニーズを知る方法については、『ブログでペルソナを正しく設定する方法【初心者がついやりがちなミスとは?】』の記事を参考にしてください。
ポイント②記事を読んで得られるメリットを伝える
リード文には、「その記事を読んで何が得られるのか」というメリットを伝えることも大切です。
理由は簡単で、読者はメリットのない記事を読みたくないからです。
たとえば、冒頭の文章で前置きをダラダラと書かれると、どう思いますか?
「この記事を読んで自分の悩みを解決できるのかな?」って不安になりますよね。そうなると、読者が離脱する可能性が上がっちゃいます。
本記事でいうと、以下がメリットになります。
記事の内容をしっかりと明示することも大切
読者は忙しいです。「できるだけ記事を読む時間を短縮したい」と思っています。
記事を読み進めても求めていた情報がなかったら、最悪です。
なので、「この記事にあなたが求めている内容が書かれていますよ」と、リード文で伝えてあげることが、読者ファーストといえます。
そのためには、箇条書きで記事の内容をまとめてあげると、わかりやすくてGoodです。
本記事でいうと以下のような感じ。
ネガティブで読者を引きよせるのも有効
ネガティブな内容で読者を引きよせるのも効果的です。
ネガティブは、ポジティブの7倍の影響力があるといわれています。
つまり、ネガティブな内容を伝えると、「えぇ、このままだとヤバイじゃん。解決方法を早く知りたいから読もう!」って感情になるわけですね。
本記事でいうと以下がネガティブ部分となります。
ポイント③読者の悩み・ニーズを解決できる根拠を示す(権威性)
リード文では、読者の悩み・ニーズを解決できる「根拠」を示すことも重要です。
たとえば、あなたがGoogle検索をしてブログ記事を訪れたとしましょう。その記事の執筆者は、あなたの知らない人です。
この場合、「この記事の情報を信じていいんだろうか?どこの誰だか知らないし、ちゃんと知識や経験のある人なのかな?」って不安に思うはず。
なぜ不安に思うのか?それは、執筆者が何者であるか(経歴)が書かれていないからです。
つまり、リード文に実績や経歴を書くことで、「この人はこの分野で実績があるから、信頼できそうだ」と読者に思ってもらえます。
その結果、記事を読み進めてくれる確率が上がるわけです。
本記事でいうと以下が権威性を示す部分となります。
権威性が重要であることはGoogleも公表している
このように、社会的地位が自分よりも上の場合、無意識に相手の主張を受け入れてしまうことを「権威性」と呼びます。
権威性は、Googleが重視している項目の1つです。
というのも、検索結果で上位表示をとるには、Googleが「検索品質評価ガイドライン」で定めている「E-E-A-T」という項目を満たす必要があります。
E-E-A-T
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trust(信頼性)
Webサイトに含まれる情報の質の高さを判断するために、Googleはこの4つの指標を定めているわけです。
なので、リード文に権威性を示すことは、SEO的にも理にかなっているといえます。
ブログのリード文を書くときに注意すべきこと
ブログのリード文を書くときに注意すべきことをまとめました。
長くなりすぎるのはNG
ブログ記事のリード文を書くときは、長くなりすぎないように注意してください。
リード文に色々詰めこもうとしすぎると、ついつい長くなっちゃうことがあります。ですが、長すぎるリード文は、「本文はまだかよ!」と読者に思われちゃう可能性が高いです。
これは読者ファーストではありません。
リード文で結論をすべて述べるのはやめとこう
ブログにおいて、「結論から先にいう」ということは大切です。
ですが、リード文で結論をすべていってしまうと、「もう答えわかったからこの記事は読まなくていいや」と思われて、離脱されてしまいます。
すると、読者にとっては嬉しいですが、SEO評価的にはよくありません。
なので、リード文で結論を述べること自体はOKですが、本当に重要な部分は本文で述べるようにしましょう。
または、結論は本文の冒頭で述べる(リード文では言わない)というのもアリです。
ブログのリード文のテンプレート【パクってOK】
このような方のために、リード文のテンプレートを作りました。テンプレートに関しては、パクっちゃってOKです。
正解はないので、好みのものを選んでみてください。
リード文のテンプレート①
「~について悩んでるんだよな。~の解決策を詳しく教えてほしい!」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 読者の悩み①
- 読者の悩み②
- 読者の悩み③
本記事の信頼性
執筆者(あなた)の実績・経歴
本記事では、~に役立つ知識を解説します。
本記事で~を学ぶことで、~のようなメリットがあります。ぜひ最後までご覧ください。
リード文のテンプレート②
- 読者の悩み①
- 読者の悩み②
- 読者の悩み③
このような悩みを持っていませんか?
これを放置していると危険です。なぜかというと〜だからです。
でも大丈夫。本記事では、~という実績を持っている私が、~という解決策をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
まとめ:リード文は奥が深い。読者を逃がさないためにも、書き方を学んでテンプレ化しよう!
というわけで、以上です。
記事のポイントをまとめます。
まとめ
- リード文にこだわると、読者が本文を読み進めてくれる確率が上がる
- 読み進めてくれる確率が上がれば、商品やサービスが売れやすくなり、SEO的に評価が上がる
- リード文では、想定読者の悩み・ニーズを明確にする(共感)
- リード文では、記事を読んで得られるメリットを伝える
- リード文では、読者の悩み・ニーズを解決できる根拠を示す(権威性)
- 長すぎるリード文はNG
- リード文で結論をすべて述べるのはやめたほうがいい
「リード文は意外と奥が深い」ということがお分かりいただけたはず。
ただ、リード文が重要なのは間違いないですが、本当に重要なのは本文です。なので、時間をかけるべきなのは本文であり、リード文は出来るだけ時間をかけずに済ませたいもの。
そのためにも、本記事のテンプレートを参考に、効率的にリード文を書いちゃってください。
ではまた。
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