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プラグイン「BackWPup」の使い方とバックアップ設定方法を徹底解説

プラグイン「BackWPup」の使い方とバックアップ設定方法を徹底解説
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ケンゾー

サラリーマン時代に適応障害になり6年目で脱サラ→妻と子供2人を抱え、専業主夫兼ブログアフィリエイトを開始→2年で月間20万PV&ブログ収益6桁達成→ブログで自由に暮らすためのノウハウを発信中。

WordPressのバックアップを取るなら「BackWPup」というプラグインがおすすめと聞きました。初心者向けに詳しい使い方と設定方法を教えてください。

こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • BackWPupとは?
  • BackWPupのインストール手順
  • BackWPupの使い方・設定方法

 

本記事の信頼性

ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)

趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成

妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)

 

「WordPressのバックアップを自動で簡単に保存できる方法ってないかな~?」

 

こんな人におすすめなのが、「BackWPup」というプラグインです。

 

WordPressは、いつデータが飛ぶかわかりません。ある日突然画面が真っ白になり、今まで積み上げてきた努力がパーになる可能性もあります。

 

それを回避するためにもバックアップは必須ですが、このバックアップを簡単に行えるのが「BackWPup」というわけ。

 

本記事では、BackWPupの使い方と設定方法を、初心者向けにわかりやすく解説していきます。

 

早速見ていきましょう。

 

 

BackWPupとは?

バックアッププラグイン「backwpup」

BackWPup

 

BackWPupは、WordPressのデータをバックアップできるプラグインです。

 

そもそも、WordPressのデータには「WordPressファイル」と「データベース」の2種類があります。

 

  • WordPressファイル:画像・テーマ・プラグイン等
  • データベース:ブログ記事(文章)等

 

上記のバックアップを保存しておけば、あなたが積み上げてきたWordPressのデータはすべて網羅できます。

 

そして、上記のバックアップを取ることが可能なのが、「BackWPup」というプラグインです。

 

数多くあるバックアップ系プラグインの中でも、BackWPupはブロガーから人気のプラグインとして知られています。

 

成功している有名ブロガーの数多くも、BackWPupを愛用しています。

 

BackWPupの機能

BackWPupの機能は、大きく以下の3点です。

 

BackWPupの機能

  1. WordPressのデータをスケジュールごとに自動でバックアップする
  2. WordPressのデータを手動でバックアップする
  3. WordPressのバックアップデータを復元する

 

自分で好きなようにスケジュールを決め、そのスケジュールに沿って自動でバックアップを取ってくれるという、優秀な機能を誇っています。

 

BackWPupは有料版もありますが、基本的には無料版で十分です。

 

詳しい設定方法については、本記事の後半で解説します。

 

 

BackWPupのインストール手順

まずはBackWPupのプラグインをインストールしましょう。

 

WordPressの管理画面へ行き、左端から「プラグイン」⇒「新規追加」に進みましょう。

 

ワードプレスでプラグインを追加する手順

 

次の画面右上の検索窓から、「BackWPup」を入力して検索します。

 

ワードプレスでプラグインを追加する手順

 

BackWPupのプラグインは以下のとおり。「今すぐインストール」をクリックしましょう。

 

backwpupのプラグイン

 

クリックしたら、「有効化」というボタンに切り替わるので、またクリックします。以上でBackWPupのインストールは完了です。

 

ただ、このままではまだバックアップはとれません。次の項でバックアップを取るための設定方法を見ていきましょう。

 

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

BackWPupでバックアップを取る方法は、「自動」と「手動」の2つです。まずは、「スケジュールごとに自動でバックアップを取る方法」を解説していきます。

 

ここで1つポイントがあります。

 

WordPressでバックアップすべきデータには、「WordPressファイル」と「データベース」があります。

 

この2つを同じスケジュールでバックアップ保存することもできますが、別々のスケジュールでバックアップを取るのがおすすめです(理由は追ってお話します)。

 

まずは、「WordPressファイル(画像・テーマ・プラグイン等)」を自動でバックアップ保存する方法から見ていきましょう。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】手順①一般タブの設定

まずはWordPressの管理画面へ行き、左下の「BackWPup」欄⇒「新規ジョブを追加」をクリックしましょう。

 

BackWPupの設定【バックアップを取る方法】

 

すると、以下のような「一般」タブの画面が表れます。ここではバックアップの一般的な設定を行います。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

まず、「このジョブの名前」に自分でわかりやすい名前を入力します。

 

WordPressファイルのバックアップを行うためのジョブなので、「File Backup」などと入力しておきましょう。

 

「ジョブタスク」欄は、「ファイルのバックアップ」にチェックを入れましょう。

 

スクロールすると「バックアップファイルの作成」という項目が出てきますが、ここはデフォルトのままでOK。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

さらにスクロールすると、以下の画面になります。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

バックアップファイルの保存方法は「フォルダーへバックアップ」にチェックしましょう。ログファイルはデフォルトのままでOKです。

 

最後に「変更を保存」をクリックすれば、「一般」タブの入力は完了です。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】手順②スケジュールタブの設定

次に、バックアップを定期的に行うためのスケジュール設定を行います。

 

「一般」タブの隣にある「スケジュール」タブへ移動しましょう。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

「ジョブの開始方法」を「WordPressのcron」にチェックします。そのあと下にスクロールすると、バックアップの実行スケジュールを設定できるようになります。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

スケジューラー(バックアップを行うタイミング)は、「毎週」の「午前3時以外の深夜」に設定しましょう(ここが最大のポイントです)。

 

設定が終わったら「変更を保存」をクリックします。

 

「毎週」にすべき理由

WordPressファイルには、画像・テーマ・プラグインなどが含まれているため、かなりデータ量が大きいです。

 

デフォルトの状態では毎日バックアップを取る設定になっていますが、膨大なデータを毎日バックアップすると、サーバー容量を圧迫してしまいます。

 

結果として、表示速度が遅くなる原因にもなりかねません。

 

なので、WordPressファイルのバックアップは週1回くらいにするのがおすすめです。

 

「午前3時以外の深夜」にすべき理由

アクセスの多い時間帯にバックアップを取ると、サイトの表示速度が遅くなるリスクがあります。なので、バックアップはアクセスの少ない深夜に行うのが基本です。

 

ただし、BackWPupのデフォルト状態では、スケジューラーは「3:00」に設定されています。つまり、午前3時ちょうどにバックアップを行う人がたくさんいるわけです。

 

一度にたくさんの人がバックアップを行うことでサーバーに負荷がかかり、「バックアップが正常に完了しない」というケースが発生しやすくなります。

 

なので、バックアップを行う時間帯は、午前3時以外の深夜がベストです。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】手順③宛先タブの設定

最後にに、バックアップデータを保存する場所を指定します。

 

右端のタブ「宛先:フォルダー」をクリックしましょう。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

「バックアップを格納するフォルダー」は、基本的にデフォルトのままでOKです。

 

その下の「フォルダー内に保持するファイルの数」というのは、「保存しておきたいバックアップデータの数」のことを表しています。

 

つまり、「何回分のバックアップデータを保存しておきたいか」をここで設定するわけです。

 

たとえば、15と入力したら15回分のバックアップデータが指定したフォルダに格納されます。16回分移行のバックアップデータは、自動的に削除されます。

 

デフォルトでは「15」になっているので、基本的には15のままでOK。

 

ただ、画像の枚数が多いサイトでは、WordPressファイルのデータ量が大きいので、15はちょっと多いような気もします。この場合はもう少し減らしてもいいかもしれませんが、あとは好みで設定してみてください。

 

入力が終わったら、「変更を保存」をクリックします。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】ファイルタブはデフォルトのままでOK

もう1つのタブとして「ファイル」タブがありますが、これはすべてデフォルトのままでOKです。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】 BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

以上で、WordPressファイルのバックアップの準備は完了です。

 

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】

つづいては、「データベース(ブログ記事等)」を自動でバックアップ保存する方法を解説していきます。

 

基本的な流れはWordPressファイルのときと同じです。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】手順①一般タブの設定

先ほどと同じように、WordPressの管理画面から左下の「BackWPup」欄⇒「新規ジョブを追加」をクリックしましょう。

 

BackWPupの設定【バックアップを取る方法】

 

まずは一般タブを設定します。

 

「このジョブの名前」は、わかりやすい名前を入力します。今回はデータベースのバックアップなので、「Database Backup」としました。

 

ジョブタスクは「データベースのバックアップ」と「インストール済みプラグイン一覧」の2つにチェックを入れます。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】

 

その他はWordPressファイルのバックアップ設定と同じ。以下のとおり設定すればOKです。

 

BackWPupの設定【自動でバックアップを取る方法】 BackWPupの設定【自動でバックアップを取る方法】

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】手順②スケジュールタブの設定

次に、バックアップを定期的に行うためのスケジュール設定を行います。

 

WordPressファイル設定のときと同じく、「スケジュール」タブ内の「ジョブの開始方法」で、「WordPressのcron」にチェックを入れましょう。

 

BackWPupの設定【自動でWordPressファイルのバックアップを取る方法】

 

ここからがポイントです。WordPressファイルのときのスケジュールは「毎週」にしましたが、データベースの場合は「毎日」に設定しましょう。

 

データベースには、ブログ記事などブログ運営において最も重要なデータが入っています。

さらに、データベースはWordPressファイルよりもデータ容量が小さいため、毎日バックアップをとってもサーバーを圧迫することはありません。

 

なので、データベースは毎日バックアップを取っておくのがおすすめです。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】

 

時間帯も同じく午前3時以外の深夜に設定しましょう。設定したら「変更を保存」をクリックします。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】手順③DBバックアップタブの設定

次に、スケジュールタブの隣にある「DBバックアップ」というタブをクリックしましょう。ここでは、バックアップするデータを選びます。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】

 

「バックアップするテーブル」欄は、すべての項目にチェックを入れます。「バックアップファイル名」はデフォルトでOKです。

 

「バックアップファイルの圧縮」は、「GZip」をチェックします。

 

GZipを選ぶとバックアップデータが圧縮されるので、データ容量を抑えることが可能です。

 

設定したら「変更を保存」をクリックします。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】手順④宛先タブの設定

最後に、バックアップデータを保存する場所を指定します。右端のタブ「宛先:フォルダー」をクリックしましょう。

 

「バックアップを格納するフォルダー」は、デフォルトのままでOKです。

 

「フォルダー内に保持するファイルの数」は、デフォルトでは「30」に設定されていますが、基本的にはこのままでOK。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】

 

繰り返しになりますが、データベースには貴重なファイルがたくさんあるにもかかわらず、そこまでデータ容量が大きくないので、WordPressファイルよりもバックアップデータ数は多いほうがベターです。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】プラグインタブはデフォルトのままでOK

「プラグイン」タブにある「プラグイン一覧のファイル名」と「ファイルの圧縮」は、デフォルトのままでOKです。

 

BackWPupの設定【自動でデータベースのバックアップを取る方法】

 

プラグイン一覧はファイル容量が小さいので、圧縮する必要がありません。

 

以上でデータベースのバックアップの準備は完了です。

 

 

BackWPupの設定【手動でバックアップを取る方法】

BackWPupでは、手動で今すぐにバックアップを保存することも可能です。

 

まずはWordPressの管理画面左下から、「BackWPup」⇒「ジョブ」の順番に進みます。

 

BackWPupの設定【手動バックアップを取る方法】

 

すると、先ほど保存したバックアップのジョブが一覧で表示されます。

 

BackWPupの設定【手動バックアップを取る方法】

 

ジョブの下にある「今すぐ実行」をクリックすると、すぐにバックアップを行ってくれます。

 

BackWPupの設定【手動バックアップを取る方法】

 

上記のとおり、「ジョブ完了」と表示されれば、正常にバックアップが行われたことになります。

 

 

BackWPupで取得したバックアップをダウンロードする方法

BackWPupで取得したバックアップデータをダウンロードする方法をご紹介します。

 

まず、WordPressの管理画面左下から、「BackWPup」⇒「バックアップ」の順番に進みます。

 

BackWPupの設定【バックアップをダウンロードする方法】

 

すると、これまでに行われたバックアップデータが一覧で表示されます。

 

BackWPupの設定【バックアップをダウンロードする方法】

 

それぞれにバックアップが行われた日付が書かれているので、ダウンロードしたい日付のファイルを探しましょう。決まったら、ファイルの下にある「ダウンロード」ボタンをクリックします。

 

以上で、バックアップデータのダウンロードは完了です。

 

 

【補足】BackWPupで取得したバックアップを復元する方法

BackWPupで取得したバックアップデータを復元するには、WordPressファイルとデータベースをサーバーに上書きアップロードする必要があります。

 

詳しい復元方法は本記事では割愛しますが、結構ややこしいです。

 

有料版のBackWPupなら、WordPressの管理画面から簡単に復元できるので、難しい操作が苦手な人は有料版を検討するのも1つの手かと思います。

 

 

まとめ:BackWPupを使えば誰でも簡単にバックアップを取得できる!

というわけで、以上です。

 

「バックアップの設定ってなんだか面倒だな~」ってついつい思っちゃう人もいると思いますが、マジでやっといたほうがいいです。エラーが起きてからでは、取り返しのつかないことになります。

 

BackWPupなら簡単に設定できるので、後悔する前にぜひバックアップ対策をしておきましょう。

 

ではまた。

 

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