こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 仕事がつらいなら辞めてもいい理由
- 実際、仕事を辞めた後はどうなるか?
- 仕事を辞めて低ストレスで働く方法
本記事の信頼性
ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)
趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成
妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)
仕事をやってると辛いことってたくさんありますよね。仕事がうまくいかなかったり、人間関係で悩んだりする人もかなり多いと思います。
でも、早く仕事を辞めたいと思いつつも、勇気が出なくて辞めていないって人が大半なんじゃないでしょうか。
もし当てはまってるなら、早めに行動しないとけっこうヤバイです。
僕も会社員時代はかなり悩んでましたが、思い切って辞めてみたら人生がかなり楽になりました。
本記事では、30代手前で会社員を辞めた僕が、「仕事を辞めるとどうなるのか」「思い切って仕事を辞めるのがアリな理由」を、経験談をもとにお話ししていきます。
仕事が合わないと思ったら、さっさと辞めるべき5つの理由
僕は6年間サラリーマンとして働き、メンタルを崩して会社を辞めました。今ではフリーランスとして働いて2年半がたっています。
そんな僕からいえることは、「仕事が合わないと思ったら早めに辞めるべき」ということです。
その理由は以下の5点。
- 合わない仕事を続けても成長できない
- そのまま続けると病気になる可能性がある
- リストラされる可能性がある
- 年金があてにならなくなっている
- 仕事を辞めても割となんとかなる
合わない仕事を続けても成長できない
このように考えて仕事を続けてる人も多いはず。
たしかに、「最初は興味のない仕事でも、続ければそれが天職になる」というパターンはあります。これについては僕も賛成です。
ですが、3年経っても「仕事がつまらない」「成長している気がしない」と感じるなら、早めに仕事を辞めた方がいいです。
なぜなら、そのままその仕事を続けても成長できないから。
仕事が天職になるかどうかって、「好きな分野」か「得意な作業がある」のどちらかが必須だと思うんですよね。
どちらでもないのなら、早めに行動しないといつまでも時間を無駄にしていることになります。
転職するか、仕事を辞めることを考えたほうがいいです。
そのまま続けると病気になる可能性がある
このような人って結構多いと思うんですよね。
でも、あまりにも辛くて限界なら、逃げるのも手です。なぜなら、そのまま続けてると身体を壊して病気になっちゃうかもしれないから。
仕事よりもあなたの身体が一番大事なので、体調を第一優先で考えてあげてください。身体を壊しちゃうと、それこそ取り返しがつきません。
たとえ3年たってなくても、辞めたっていいんです。
って心配するかもですが、仕事なんて世の中にいくらでもあるから、何かしら見つかります。
リストラされる可能性がある
もしあなたがやっている仕事で「成長できていない」「出世していない」と感じるなら、将来的にリストラされる可能性があります。
少し前までは「大企業に入れば一生安泰」とか言われてましたが、最近はそんなことはないですよね。大企業でもリストラされる時代で、終身雇用はもはや期待できない時代になりました。
着々と出世していたり、成長していると感じられるなら、大丈夫かもしれません。ですが、そうでないのなら早めに行動しないと手遅れになるかもしれません。
なぜなら、今の業界で成長できていないのなら、同じ業界で他の会社に転職しても同じことだから。別の業界に転職するなら、20代のうちに行動しないとムリゲーです(30代以降で未経験で転職できる可能性は限りなく低い)。
「今の会社でなんとなく続けているのが一番安全」と思ってる人もいるかもですが、実はそのなんとなく続けてる状態が一番危険かもしれませんよ。
年金があてにならなくなっている
最近年金が下がっているという話は聞いたことがあると思いますが、その通り。
30年後には厚生年金はおよそ2割、国民年金ではおよそ3割、年金が目減りするという見通しになっています(出典:「年金はどこまで下がるか?」;NHK解説委員室)。
今その会社で定年退職しても、年金だけで生活していけるかどうかはかなり疑わしいです。
せっかくつらい仕事を一生懸命続けても、老後の生活が安泰じゃないとなれば、かなりキツイですよね。
どうせなら、好きな仕事や自由な仕事を自分で選んでみたいと思いませんか?
仕事を辞めても割となんとかなる
ここまで見ても「やっぱり仕事を辞めるのが怖い」と思う人はいると思います。
それって、「仕事を辞めたらお金が足りなくなりそうで心配」とか「次の仕事で成功できるか不安」って感じですよね。
でも、経験談からいうと、仕事を辞めても割となんとかなりますよ。
僕の場合は転職せずにフリーランスになったわけですが、家族に助けてもらったことで生活が楽になりました。
「周りに助けてもらうってカッコ悪い」と思うかもですが、そのまま続けて体調を崩したり、リストラされる方がよっぼど辛いですよ。本当にピンチなら、親に頼ったっていいんです。
周りに助けてもらえる人がいない場合は、生活保護というパターンもあるので、「食えなくなる」というリスクは低いかと。
僕が30代手前で仕事を辞めた理由
僕は30代手前(29歳頃)に会社員を辞めました。その理由は、医師から適応障害と診断されたからです。
適応障害とは、自分が置かれている環境に適応できず、ストレスで精神面や身体面に悪影響が出て、生活に支障が出ている状態のことです。
つまり、ストレスにやられて不安感や抑うつ気分が強まり、いつも通りの生活ができない状態ですね。
って思う人もいるかもですが、そんなことはないです。僕は会社員6年目で発症したので、新入社員だけでなく中堅世代でも発症する可能性があります。
実際、僕の他にも「こんな優秀な人がなっちゃうの⁉」ってくらい、適応障害で仕事を辞めていく人を見てきました。
適応障害を放置すると、うつ病に進行したり、別のもっと怖い病気になっちゃう可能性もあるので、決して軽視できません。
僕が適応障害になってしまった理由
僕が適応障害になった理由は、人間関係と将来への絶望感でした。
当時、新しく配属された同じチームの先輩から、イジメに似たような仕打ちを受けていました。
それまでの僕ならあまり気にすることはなかったのですが、当時はコロナ渦の真っ最中で、ストレス発散が全くできない状況が続いていたんです。それでストレスを溜めこんでしまったんですね。
それに加えて、コロナ渦のあおりを受けて、会社も1人当たりに求める仕事量が増えてしまいました。当時は残業続きだったので「こんな状況で仕事量も増えてしまうなんて、もうやってられない」と絶望することに。
気づいたら自分がひどく落ち込んでいて、口数も減り、何もやる気がなくなっていました。僕には妻と子供がいるのですが、当時の僕を見てかなりひどい状況だったそうです。
休職して別の仕事を探すも断念
こんな状況だったので、医師から診断書をもらい、1カ月程休職することに。でも、休んでもその仕事を再開したいと思えませんでした。
休む前から転職サイトに登録して仕事を探していたんですが、同じ業界に転職するつもりもありませんでした。その理由は、単純に仕事がつまらなかったからです。
というのも就職した会社は「なんとか受かった会社」で、元々希望していた業界じゃなかったんですよね。もちろん一生懸命仕事をしていましたが、自分の素質と合わず、好きになることもできませんでした。
そこで、就職前に希望していた別の業界の仕事を探し始めたわけですが、未経験で採用してくれる会社が見つからなかったんですよね。
その後どうしたのかというと、「思い切って仕事を辞めた」わけです。
仕事を辞める時に約束したこと
僕には妻と子供がいるので、仕事を辞める前に妻や家族(親や兄弟)に相談しました。
妻は僕の症状を間近で見ていたので、「仕事を辞める」ことを承諾してくれました。家族も「奥さんが承諾してくれてるなら、それでいい。」という感じ。
ただ、仕事を辞める時に僕は以下の2つの条件を約束しました。
- 専業主夫として働く
- ブログで稼ぐ
妻は会社員として働いていたので、しばらくは妻の給料で生活することになるわけです。なので、家事や育児は僕がやることに。
普通は「夫が働いて妻が主婦になる」のが一般的ですが、その逆のパターンですね。
さらに、退職する半年ほど前から趣味ブログをやっていたので、「そのブログで収益化する」ことを目標に掲げました。それと同時に、「もしブログがうまくいかなかったら転職する」ということを約束しました。
こんな感じで僕のブログ生活が始まったわけです。
「なんだかヒモみたい」って思う人がいたら、それは専業主婦の人のことをヒモと考えているのと同じ思考回路なので、無視してOK。
実際、仕事を辞めた後はどうなるか?
僕が仕事を辞めた後、半年間はほぼ収益ゼロでした。
ブログは続けるのが大事で、最初の1年はほとんど稼げないといわれているので、わかっていたことではありました。
会社を辞めて一番良かったのは、会社員時代に感じていた強いストレスから解放されたことです。
妻のおかげで家庭生活にも支障はなく、むしろ家事と育児を分担できたので、妻としても生活が楽になったといっています(貯金はしにくくなりましたが)。
ただ、会社を辞めて半年後くらいから謎の体調不良が相次ぎ、結構苦労しましたね。
『別の記事』で詳しく解説していますが、おそらく「不安障害」による症状かと。
それでも退職から1年後くらいから徐々に収益が伸び始め、2年半たった頃には月収15万円を達成しました。
毎日会社に通う必要もなく、仕事に追われることもなく、人間関係に悩むこともなくなったので、かなり自由で快適です。
逃げたいときは逃げていい
僕が仕事を辞めた経験談からいうと、ホントにつらいときは逃げていいってこと。
「仕事から逃げるのって甘えでしょ?」ってイメージを持ってる人もいるかもしれません。たしかに、逃げずに乗り越えることで、さらに成長できることは多いはず。
ですが、ホントにつらいとき(精神病に近い状態)ってのは、メンタルが参っちゃってるので、それ以上続けても乗り越えるのは難しいです。
逆に、メンタルも身体も崩壊してしまい、悪循環におちいってしまいます。
実は逃げることってすごくエネルギーを使うし、行動力も必要です。
逃げた後には、まだあなたが知らない世界が広がっています。そうやって逃げた後の世界で成功してきた人も、たくさんいます。
なので、結局逃げではないんですよね。
だから、時には逃げることも大切。それが自分を守ることにつながります。
仕事を辞めて低ストレスで働く方法
ここまでご覧いただいた方は薄々気づいていると思いますが、以下の2択ですね。
- 希望分野へ転職する
- フリーランスになる
1つは、「自分のやりたい仕事を見つけて転職する」ことです。
今の仕事がつまらない、または成長できそうにないなら、あなたが興味のある業界や適性のある分野を見つけて転職しましょう。
苦手なことばかりをいつまでやっても、人生ハードモードです。
もう1つの案は、「フリーランスになる」ことです。僕のようにブログを始めるのも1つの手ですね。
これまで培ってきた能力を活かして自分で仕事を取りに行くのもいいし、得意なことでまったく新しいことを始めてもいいでしょう。
フリーランスとして成功すれば自由が手に入り、人生がかなりイージーモードになります。
仕事を辞めづらいなら退職代行サービスを使うべし
このように、仕事を辞めたくても辞められない人はいるかと。
この場合は、退職代行サービスを使うのも手です。
退職代行サービスとは
労働者本人の代わりに、代行業者や弁護士が会社に退職の意思を伝えるサービスのこと。
一昔前は新しいサービスとして注目されていましたが、今はもう当たり前のサービスとして定着しつつあります。
退職代行サービスに頼めば、退職に関するやり取りはすべてやってくれます。なので、会社の人と直接連絡する必要がなく、かなり楽です。
LINEなどで無料相談できるところが多いので、1人で悩まずに相談してみましょう。
退職代行サービスは他にもたくさんあります。おすすめの退職代行サービスの中から比較検討したい方は、『別の記事』を参考にしてください。
失敗を恐れずどんどんチャレンジした方がいいという話
こう考える人も結構多いかもですが、若いうちは全然失敗しても大丈夫です。むしろ失敗を恐れて行動しないほうがヤバイですよ。
若いうちにたくさん失敗しておくと、その分成長できます。たくさん失敗してきた人の方が、のちのち成功してますからね。
逆に失敗しない人は挑戦していない人が多いので、大きく成功できない可能性が高いです。
これがあなたの心理ですよね?
実は人間には「現状維持バイアス」というものが備わっています。これが行動ができない原因の1つです。
現状維持バイアスとは、未知なものや変化を受け入れず、現状維持を望む心理作用のこと。
現状維持することが一番安全だとついつい思っちゃうってことですね。このバイアスがあるので、会社を辞めたり自分で行動を起こそうとすることを嫌う傾向があるってわけです。
なので、行動できないのはあなたが悪いのではなく、人は誰しもそうだということ。だからこそ、この現状維持バイアスを突き破って行動することが、成功への秘訣だということを忘れないでください。
今リスクを取るのと、将来リスクを取るのとでは、間違いなく「今リスクを取る」方が安全なんです。これを理解しておけば、「あえてリスクを取る」という行動をとることができます。
基本的に何歳からでもチャレンジできると思ってますが、年をとればとるほどリスクを取りにくくなるので、挑戦するなら絶対に早い方がいいですよ。
まとめ:仕事がつらい、会社を辞めたいと思ったら、さっさと辞めて挑戦するべし
というわけで、以上です。
記事のポイントをまとめます。
まとめ
- 合わない仕事を続けても成長できない
- そのまま続けると病気になる可能性がある
- リストラされる可能性がある
- 年金があてにならなくなっている
- 仕事を辞めても割となんとかなる
- 失敗を恐れずどんどんチャレンジしたほうがいい
「仕事がつらくても頑張って続ける」のが世の中の常識かもですが、最近は徐々にその常識も崩れかけています。実際、仕事を辞めてフリーランスになる人は結構増えてますからね。
もしあなたが今やってる仕事に限界を感じていて、他にやってみたいことがあるなら、ぜひ挑戦してほしいと思います。
人生は長いようで短いので、後悔しないように自分の思いに従って行動してみてください。やらない後悔よりやって後悔です。
ではまた。
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