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ブログのカテゴリー分けのコツとは?【SEOに効果的な決め方を解説】

ブログのカテゴリー分けのコツとは?【SEOに効果的な決め方を解説】
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ケンゾー

サラリーマン時代に適応障害になり6年で会社を退職→妻と子供2人を抱え、専業主夫をやりながら趣味のブログでアフィリエイトを開始→2年でブログ収益6桁達成→同じ悩みを持つ人へノウハウや仕事を選ぶ大切さを発信中。

ブログのカテゴリーってどうやって分けたらいいんだろう?自分の好きなように決めたらいいのかな?コツがあったら詳しく教えてほしい。

こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • ブログのカテゴリーとは?
  • ブログのカテゴリー分けのメリット
  • ブログのカテゴリーの決め方【5つのコツ】
  • ブログでカテゴリー分けをするときの注意点
  • ブログのカテゴリーの設定方法【WordPress】

 

本記事の信頼性

ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)

趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成

妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)

 

ブログのカテゴリーって、実はSEO的にかなり重要です。自分の思うがままに決めてしまうと、ブログへのアクセス数が増えない原因になるかもしれません。

 

きちんと設定できていない人が多いですが、カテゴリー分けを最適化するだけでアクセス数が伸びる可能性があります。

 

本記事では、月間15万PVのブログを運営している僕が、ブログのカテゴリー分けのコツを徹底解説します。

 

早速見ていきましょう。

 

 

ブログのカテゴリーとは?

そもそもブログにおけるカテゴリーとは、ブログ記事をテーマごとに分類するためのものです。

 

パソコンのデータファイルを保存する場所を思い浮かべるとわかりやすいです。

たとえば、「見積書のファイル」なら、他のジャンルのファイルとごちゃごちゃにならないよう、見積書のフォルダ内にまとめて保存しますよね。

 

カテゴリーには階層構造がある

ブログのカテゴリーは、ただのグループ分けではありません。「親カテゴリー」「子カテゴリー」「孫カテゴリー」の階層構造を持っているのが特徴です。

ブログのカテゴリー説明図

ブログには複数の親カテゴリーがあり、親カテゴリーの中でさらに複数の子カテゴリーに分けられる。

 

ブログを1つの「家」と考えると、カテゴリーはその家に住む「親・子・孫」のように細分化することができます。

 

たとえば英語学習のブログを家とする場合を考えてみましょう。

 

代表的な英語学習としては、「英検・TOEIC・英会話」がありますよね。この3つが親カテゴリーであり、それぞれが「英語学習」という1つ家の下にあるわけです。

そして、「TOEIC」に焦点を当ててみると、「リーディング」「ライティング」「リスニング」に分けることができます。この3つが子カテゴリーです。

ここからさらに細分化する場合は、孫カテゴリーが家に入ってきます。

 

カテゴリーとタグの違い

カテゴリーと似ている概念として、「タグ」というものがあります。「タグ」とは、キーワードでグループ分けするブログの機能のことです。

 

タグに階層構造はなく、1つの記事に複数のタグをつけることができます。

 

タグは内部リンクの一種です。ブログではタグで記事を検索する機能もあるため、記事に関連するタグをつけておけば、読者が探している記事にたどり着きやすくなります。

 

カテゴリータグ
分類方法ブログで扱うテーマに沿って記事を分類するキーワードで記事を分類する
階層構造ありなし
設定数1記事につき1つのカテゴリーのみ1記事に複数のタグがつけられる
重要度高い低い

 

 

 

ブログのカテゴリー分けのメリット

ブログでカテゴリー分けするメリットは、大きく以下の2点です。

 

  1. 読者が記事を探しやすくなる
  2. クローラーの回遊率が上がる

 

上記2つのメリットは、SEO効果に直結します。

順番に見ていきましょう。

 

①読者が記事を探しやすくなる

1つ目のメリットは、「読者が記事を探しやすくなる」ってことです。

 

考えてみてください。まったくカテゴリー分けされていないブログだと、どこにどんな記事があるのかわかりませんよね?

 

たとえば、英語学習のブログでTOEICに関する記事を見たい場合を想像してみてください。もしカテゴリー分けされてなかったら、TOEIC以外の記事が散乱してしまうため、見たい記事が見つかりにくいですよね。

 

反対に、しっかりと「カテゴリー分け」しておけば、テーマごとに記事をまとめることができるので、読者が関連記事を探しやすくなります。

 

なので、1つの記事を見終わったあとも、他の記事を読んでくれる可能性が高まります。つまり、ブログの滞在時間が伸びるので、SEO効果が期待できるわけです。

 

②クローラーの回遊率が上がる

カテゴリー分けのもう1つのメリットが、「クローラーの回遊率が上がる」ということです。

 

クローラーとは、Webサイトを巡回する検索エンジンのロボットのこと。検索結果の順位を決めるための情報を収集する役割を担っています。

 

カテゴリー分けしてテーマごとに記事をまとめると、クローラーはブログ内の記事を効率的に見れるわけです。つまり、ランキング付けに必要な情報をより早くGoogleに提供できるってことですね。

 

結果的に、SEO評価を受けるまでの時間を短縮化できます。

 

回遊率の高いサイトは、読者にとって利便性の高いサイトと判断されるので、SEO的に有利です。

 

 

ブログのカテゴリーの決め方【5つのコツ】

ここからは、実際にブログでカテゴリー分けするときのコツを解説していきます。

結論としては、以下の5つのポイントが大切です。

 

 

具体的に解説していきます。

 

ブログのカテゴリーの決め方【5つのコツ】①関連性の高い記事で分類する

まず大原則ですが、同じカテゴリー内には関連性の高い記事だけが含まれるように設定しましょう。

 

1つのカテゴリー内に別のテーマの記事が混在していると、「ここは何のテーマなんだ?」と読者が混乱してしまいます。すると、目的の記事を探しにくくなってしまうので、利便性が下がります。

 

読者の利便性が下がるとSEO評価に悪影響を及ぼすので、注意してください。

 

ブログのカテゴリーの決め方【5つのコツ】②階層は2~3層までにとどめる

カテゴリーの階層に制限はありませんが、あまりにも階層が深すぎると、読者が記事にたどり着くのに時間がかかりすぎてしまいます。

 

これも読者の利便性を下げる原因ですが、クローラーの回遊率を下げる可能性も高いです。

 

カテゴリーの階層は基本的に2層まで、多くても3層にとどめておくのがおすすめです。

 

ブログのカテゴリーの決め方【5つのコツ】③カテゴリー名に検索キーワードを入れる

カテゴリー名に「検索数の多いキーワード」を含めておけば、SEO効果を期待できます。

 

「検索数の多いキーワード」は、読者のニーズが高いです。つまり、よく検索されるキーワードをカテゴリーに入れておけば、それだけアクセス数が増えやすくなります。

 

読者は記事を探すとき、どんな情報が知りたいのかわかっている場合もあれば、そうでない場合もあります。後者の場合は、カテゴリー名が目印になるわけです。

 

カテゴリー名は、道に迷わないための標識のようにも捉えられます。

 

 

ブログのカテゴリーの決め方【5つのコツ】④1記事に設定するカテゴリーは1つだけにする

1つの記事に設定するカテゴリーは、1つだけにするのが基本です。

 

ブログ記事を書いてると、複数のカテゴリーに当てはまりそうな内容になることがあります。僕もこれまでブログを書いてきて何度もありました。

「迷うくらいなら両方のカテゴリーに入れちゃえ!」って思っちゃいそうですが、こんなときでもカテゴリーは1つに絞るのがおすすめです。

 

なぜなら、1つの記事に複数のカテゴリーを割り当てると、「別のカテゴリーにも同じ記事があるんだけど」と、ユーザーに既視感を与えてしまうからです。

 

もう1つの理由としては、階層構造が複雑になってしまうということ。ユーザーだけでなく、クローラーもサイトを回遊するためにシンプルな構造のサイトを好みます。

 

階層構造が崩れてしまうとクローラーが巡回しづらくなるので、SEO的にデメリットが生じます。

 

後程解説する「パンくずリスト」も、階層構造が明確になっていることが前提のため、原則「1記事1カテゴリー」を守りましょう。

 

ブログのカテゴリーの決め方【5つのコツ】⑤パンくずリストを設置する

パンくずリストとは、ユーザーがWebサイトの階層構造のどこにいるかを、視覚的にわかりやすくした表示のことです。

 

パンくずリストの例

パンくずリストの例

 

カテゴリーの階層順に表示されるのが特徴で、Webサイトの上部に表示されるのが一般的です。

 

パンくずリストは内部リンク(リンク先から飛べる)になっているので、ユーザーの利便性を上げてくれます。

 

これはクローラーにとっても同じことで、階層構造が明確になるため、サイト内を回遊しやすくなります。つまり、SEO効果が期待できるわけです。

 

参考

プログラミング知識のない人が一からパンくずリストを作るのは難しいですが、WordPressテーマやプラグインを使えば、誰でも簡単にパンくずリストを作ることができます。

ブログ初心者におすすめのWordPressテーマ10選【無料・有料】

 

 

ブログでカテゴリー分けをするときの注意点

ブログでカテゴリー分けをするときのコツは以上ですが、注意点が3つあるのでお話しておきます。

 

①カテゴリーを増やしすぎない(細かく分類しない)

あまりにもカテゴリーを増やしすぎると、ユーザーが記事を読んで回るのが大変になってしまいます。つまり、逆に利便性を下げるリスクがあるわけです。

 

また、後程お話しますが、カテゴリーを細かく分類しすぎると、カテゴリー内の記事数が少なくなってしまい、SEO的にも不利です。

 

目安として、カテゴリーは5種類以内にまとめておくのがおすすめです。

 

ちなみに、カテゴリー名はできるだけシンプルでわかりやすくしましょう。長くなるとカテゴリーが限定的になり、カテゴリーが無駄に増えてしまう原因になります。

 

②カテゴリー内の記事が少ない状態を避ける

カテゴリー内の記事が少ないと、「このブログはこのカテゴリーにはあまり詳しくないんだな」と判断されてしまいます。

これは、ユーザーもクローラーも同じように考えます。

 

そもそもSEOでブログ記事を上位表示させるには、記事(コンテンツ)の質だけでなく、量も重要です。

有益な記事を量産すると「ドメインパワーが強くなる」、つまりブログ自体のレベルがアップするので、記事が上位表示されやすくなります。

 

この考え方は、カテゴリー単位でも重要。つまり、カテゴリー内の記事の数も多いほうがいいということです。

 

一度、上位表示されている競合サイトのカテゴリー内の記事数をチェックしてみましょう。

 

自サイトのカテゴリー内の記事数が不足していると感じた場合は、とにかく記事数を増やすことが重要になってきます。

 

③頻繁にカテゴリの変更や削除をしない

カテゴリーページやスラッグは、頻繁に変更・削除しないように注意しましょう。

 

スラッグとは、URLの末尾の文字列のことです。スラッグを決めることで、ブログ記事のURLが決まります。

 

特にスラッグの場合は要注意。スラッグを変更するとページのURLが変わってしまい、それまでカテゴリーページで獲得してきたSEO評価が0になってしまいます。

 

カテゴリーページを削除する場合はリダイレクト設定を行い、それまでに獲得したSEO評価を引き継ぐようにしましょう。

 

リダイレクト設定方法について詳しく知りたい方は、『別の記事』を参考にしてください。

 

 

ブログのカテゴリーの設定方法【WordPress】

ここからは、WordPressブログでカテゴリーを設定する方法を解説します。

 

step
1
WordPress管理画面の「カテゴリー」へ移動

まず、WordPressの管理画面へ行き、「投稿」⇒「カテゴリー」の順番にカテゴリー作成ページへ移動しましょう。

ワードプレスでカテゴリーを設定する方法

 

step
1

カテゴリー作成ページに移動したら、以下の手順でカテゴリーを新規作成します。

 

カテゴリーの新規作成手順

  • 【名前】カテゴリー名を入力する
  • 【スラッグ】スラッグを入力する(英語での入力を推奨します)
  • 【親カテゴリー】子カテゴリーを新規作成する場合は、親カテゴリーを選びます。親カテゴリーを新規作成する場合は、「なし」のままでOK。
  • 【説明】カテゴリーの内容(説明文)を記載します。空白でもOKです。

ワードプレスでカテゴリーを設定する方法

 

上記をすべて入力したら、「新規カテゴリーを追加」をクリックして、カテゴリーの作成が完了です。

 

カテゴリーを編集する方法

カテゴリーを編集するときは、同じく「投稿」⇒「カテゴリー」へ行き、カテゴリー下の「編集」ボタンをクリックすればOKです。

ワードプレスでカテゴリーを編集する方法

 

記事にカテゴリーを割り当てる方法

記事にカテゴリーを割り当てるときは、記事編集画面の右側のカテゴリー欄に、チェックを入れるだけです。

ワードプレスで記事にカテゴリーを割り当てる方法

 

 

まとめ:ブログのカテゴリー分けはSEO的にとても重要。決め方を覚えて効率よくアクセスアップしよう!

というわけで、以上です。

ブログのカテゴリーの決め方は、以下の5点を意識することが大切です。

 

 

ただ自分の好きなようにカテゴリー分けするのと、SEOを意識してカテゴリー分けするのとでは、大違いです。

 

検索結果の順位も大きく変わってくるはずなので、ブログで収益化したい人はぜひマスターしておいてください。

 

ではまた。

 

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