
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログ記事のタイトルが重要な理由
- 思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方【12個のコツを解説】
- ブログ記事タイトルの付け方を簡単にする裏ワザ
- ブログ記事タイトルのクリック率を上げるためにやるべきこと
本記事の信頼性
ブロガー歴2年半(初心者でブログを始めた元会社員)
趣味ブログで月間15万PV、月収15万円を達成
妻と2人の子供を抱えるパパ(専業主夫として家事・子育てを兼業)
ブログ記事のタイトルって、めちゃめちゃ奥が深いんですよね。
いくら内容が優れていても、タイトルがダメだと記事は読まれません。反対に、タイトルが優れていたら、読まれる確率は爆発的に上昇します。
中には、「一番重要なのは記事の内容ではなくタイトルだ」「タイトルの付け方ですべてが決まる」なんて言う人もいます。
それくらい、記事のタイトルは重要です。
そこで本記事では、思わず読みたくなるブログ記事のタイトルの付け方を、月収6桁のプロブロガーである僕が徹底解説します。
早速見ていきましょう。
ブログ記事のタイトルが重要な理由
ブログ記事のタイトルが重要な理由は、ブログのアクセス数に直結するからです。
ブログで稼ぐには、いかに読者にアクセスしてもらうかにかかっています。なぜなら、記事を読んでもらわないと商品が売れないからです。
そのためにSEOテクを駆使して記事を上位表示させようとがんばるわけですが、せっかく上位表示されてもタイトルがダメだと読者はクリックしてくれません。
読者が最初に目にするのは記事タイトルです。どれだけ記事の内容が優れていても、記事タイトルで一発で読者を惹きつけなればいけません。

でも大丈夫です。読者を惹きつけるタイトルの付け方さえ覚えれば、誰でも簡単にできるようになります。
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方【12個のコツを解説】
早速ですが、思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方をご紹介します。
結論としては、以下の12種類のポイントを意識することが大切です。
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方
順番に見ていきましょう。
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方①32文字前後でまとめる
まず大前提として、ブログ記事のタイトルは32文字前後でまとめましょう。
理由は、検索結果のタイトルは32文字までしか表示されないからです。
32文字以上のタイトルにすると、後半のタイトルがはみ出して読めなくなってしまいます。こうなると記事の内容がわからず、クリック率が低下します。
逆に文字が少なすぎても記事の魅力が伝わらないため、クリック率が低下します。
どうしても32文字を超える場合は、はみ出しても記事の内容がわかるよう、タイトルの前半に「記事の内容がわかるワード」を入れるようにしましょう。

ちなみに、32文字までしか表示されないのはPCの場合。スマホでは36文字~41文字くらい表示されることが多いです。
例文①
- 良い例:京都のおすすめ観光地ランキング10選!一生に一度は行くべき場所を発表(34文字)
- 悪い例:一生に一度は行くべき場所をランキング形式で発表します!京都のおすすめ観光地10選(40文字)
- 悪い例:京都のおすすめ観光地ランキング10選(18文字)
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方②検索キーワードを入れる
ブログ記事のタイトルには、必ずキーワードを入れましょう。これは基本中の基本ですが、SEO的に超重要です。
たとえば、本記事では「ブログ 記事 タイトル」というキーワードをタイトルに入れています。
このように狙ったキーワードをタイトルに入れないと、検索結果で上位表示される可能性はかなり低いです。
万が一上位表示できたとしても、キーワードがタイトルに含まれていなければ、読者に読みたいと思ってもらえません。
その結果、クリック率が低下し、その記事から収益化することは難しくなります。
例文②
- 良い例:【徹底比較】おすすめのオンライン英会話スクール10選
- 悪い例:教室に行かずに英語が話せるようになるにはどうすべきか
※「オンライン 英会話」がキーワードの場合の例
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方③本文の内容と一致させる
ブログ記事のタイトルは、本文の内容と一致させることが大切です。
これはコツというより、マナーというべきかもしれません。
考えてみてください。
あなたがある記事のタイトルを見て「この記事めっちゃ有益そうだから読んでみよう!」と意気込んだとします。
でもいざ読んでみると大した内容はなく、自分が求めていた内容が書かれていなかったら、どう思いますか?
たぶんガッカリすると思います。
このように、記事のタイトルと本文の内容が違う場合は、読者を裏切ることになってしまいます。これは「ユーザーを満足させる」というGoogleの理念に反対するものです。

思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方④ターゲットを明確にする
どんな人をターゲットにしているのかをタイトルで明確にするのも効果的です。
「その記事は誰に向けているのか?」「どんな悩みを持ってる人のために書かれた記事なのか?」
こういったことをタイトルに入れることで、当てはまる読者を強く惹きつけることができます。
このような効果を心理学用語で「カクテルパーティ効果」といいます。
カクテルパーティ効果とは?
パーティーなどの騒がしい状況の中でも、自分の名前や自分に関係のあるキーワードを聞き取ることのできる人間の性質。
人には「選択的注意」という、多くの情報の中から自分にとって重要な情報のみを選択して、注意を向ける機能が備わっています。
カクテルパーティ効果は、この「選択的注意」が機能しているから起こる現象ですね。

これは、ブログ記事のタイトルにも応用できます。以下のように、ターゲットを明確にすればいいわけです。
- 【初心者向け】~
- ~で月5万円稼ぎたい人必見!~
例文③
- 良い例:【初心者向け】ブログで月5万円稼ぐ方法を徹底解説
- 悪い例:ブログで稼ぐ方法を徹底解説
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑤メリットを入れる
ブログ記事のタイトルにメリットを入れると効果的です。
読者は「記事を読んで悩みを解決したい」と思っています。なので、タイトルには「解決できる悩み」を入れたり、「読んだら有益そう」と感じさせることが大切です。
たとえば、以下のようなワードを入れるとうまくメリットを伝えられます。
- ~する方法
- ~のやり方を解説
- ~できる
例文④
- 良い例:京都の高級旅館をお得に宿泊する方法を伝授
- 悪い例:京都の旅館に宿泊する方法を伝授
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑥ネガティブワードを入れる
メリットとは反対に、ネガティブなワードを入れるのも有効です。
ネガティブは、ポジティブの7倍の影響力があるといわれています。
つまり、ネガティブなワードを入れると、「えぇ、このままだとヤバイじゃん。解決方法を早く知りたいから読もう!」って感情になるわけですね。
たとえば以下のようなワードが代表例。
- ~しないとヤバイ
- ~してはいけない理由
- 【絶対NG】~
ただし不安を煽るだけだと読者が困ってしまいます。なので、「記事の中に適切な対策」を入れてあげることが大切です。
例文⑤
- 良い例:【絶対ダメ】就職活動時に面接官から嫌われる行動とは
- 悪い例:就職活動時の面接で意識しておくべきこと
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑦簡単であることを伝える
ブログ記事のタイトルには、「簡単にできる」ことを含めるのも効果的です。
たとえば、あなたが「やり方のわからないことを検索してやってみる」とします。この場合、「簡単な方法」と「難しい方法」、どっちを取りますか?
いうまでもなく「簡単にできる方法」をとるはずです。
このように、人にはできるだけ簡単に物事を済ませたいという心理があります。
なので、ブログ記事のタイトルに「簡単にできるよ」という内容のワードを入れてあげると、読者はクリックしたくなるわけです。
たとえば以下のようなワードが代表例。
- 簡単にできる~
- 誰でもできる~
- たったの~分でできる
例文⑥
- 良い例:初心者でも簡単にできる!ブログの始め方を徹底解説
- 悪い例:ブログの始め方を徹底解説
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑧具体的な数字を入れる
ブログ記事のタイトルに「具体的な数字」を入れるのもおすすめです。
なぜなら、数字が含まれたタイトルは内容が具体的になり、読者を惹きつけやすくなるからです。
数字を使ったタイトルは、以下のようなワードを使うのが鉄板です。
- ~をする7つのポイント
- ~10選
- たった1年で~する方法
例文⑦
- 良い例:ブログ歴3年で月50万円稼いだノウハウをご紹介
- 悪い例:ブログで稼げるようになったノウハウをご紹介
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑨権威性をアピールする
「権威性」は、他人に影響を与える上でかなり重要な要素として知られています。
権威性とは、社会的地位が自分よりも上の場合、無意識に相手の主張を受け入れてしまう性質のことです。
「資格を持っている」「その分野の第一人者である」「賞を受賞している」「専門としている企業である」などが例。
たとえば、あなたが頭痛の解消方法を知りたい場合、「医者」と「健康に詳しい人」のどちらが書いた記事を参考にしたいですか?
いうまでもなく「医者」ですよね。なぜなら、医者は健康分野の第一人者であり、医者になるには資格が必要だからです。
つまり、ブログ記事のタイトルにも「権威性」を示すワードを入れてあげることで、読者が「この記事は信頼性が高そうだ!」と考えるわけです。その結果、クリック率が高まります。
「権威性」を示す代表的なワードは以下のとおり。
- ~歴10年のプロが解説する…
- 【~資格取得者監修】…
例文⑧
- 良い例:TOEIC900点取得者が解説するTOEICテスト攻略法
- 悪い例:TOEIC攻略法を徹底解説
権威性が重要であることはGoogleも公表している
権威性は、Googleが重視している項目の1つです。
というのも、検索結果で上位表示をとるには、Googleが「検索品質評価ガイドライン」で定めている「E-E-A-T」という項目を満たす必要があります。
E-E-A-T
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trust(信頼性)
Webサイトに含まれる情報の質の高さを判断するために、Googleはこの4つの指標を定めているわけです。

思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑩疑問文を使う
疑問文を使えば、相手の好奇心を刺激し、クリック率を増やすことが期待できます。
人は疑問文を見ると、その「答え」を知りたくなる性質があります。なので、タイトルに疑問文が含まれていたら、思わずクリックしたくなるわけです。
疑問文の代表的なワードは以下のとおり。
- ~とは?
- なぜ~なのか?
- あなたは知ってる?~
例文⑨
- 良い例:あなたたは知ってる?スマホで簡単に稼げる副業とは
- 悪い例:スマホで簡単に稼げる副業を解説
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑪倒置法を使う
倒置法には、強調したい部分を読み手に印象づける効果があります。
倒置法とは、文章の順序を普通とは逆にする表現法のことです。
通常であれば単調な文章で終わるところを、 あえて文章の流れを逆にすることで、その部分が強調されるわけです。
例文⑩
- 良い例:セールスライティングとは?文章で商品の購買率を上げる方法を徹底解説
- 悪い例:文章で商品の購買率を上げるセールスライティングとは?方法を徹底解説
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方⑫キラーワードを取り入れる
ブログ記事のタイトルの付け方に悩んだら、定番のキラーワードを使ってみるのもおすすめです。
以下のようなフレーズは、タイトルで使われやすい鉄板のワードとして知られています。
- 【徹底比較】~
- ~人気ランキング、~〇選
- 無料の~、~%クーポン
- 絶対に知っておくべき~、知らないと損する~
- ~する方法、~の理由
上記はあくまで一例です。こういったフレーズは、自然と引き込まれます。

ブログ記事タイトルの付け方を簡単にする裏ワザ

このような方にとっておきの裏ワザがあります。
それが、「ChatGPT」を使うことです。
ChatGPTとは、アメリカのOpen AI社が開発した、人工知能(AI)によるチャットサービスのことです。入力した質問に対してまるで人間のように自然に回答してくれます。
出典:ChatGPT
ChatGPTは2022年の11月にリリースされた新しいサービスで、あのビル・ゲイツ氏が絶賛するほど注目されています。
ただ、ChatGPTを使いこなすには、あるコツが必要です。覚えてしまえば簡単なのですが、使い方を知らないと使い物になりません。
ChatGPTの使い方については、『別の記事』で解説します。
ChatGPTを使ったAIライティングツールを使うのもアリ
ChatGPTを使いこなせる自信がない人は、「Transcope(トランスコープ)」などのツールを利用するのもありです。
Transcope(トランスコープ)とは、SEOライティングに最適な文章作成AIのことです。
Googleで上位表示されている競合サイトを分析したうえで、よく使われている重要キーワードを盛り込んだ文章を作成してくれます。
ChatGPTよりも簡単にでSEOに強い文章を自動作成することができるので、おすすめです。

ブログ記事タイトルのクリック率を上げるためにやるべきこと
ブログ記事タイトルの付け方を知ったことで、今後新しく記事を作る時だけでなく、過去に作った記事を改善することもできます。
過去の記事のクリック率を上げるために、以下の手順を実行しましょう。
- 検索順位ごとのクリック率を知る
- あなたの記事のクリック率を確認する
- クリック率が低い記事のタイトルを改善する
①検索順位ごとのクリック率を知る
ブログで稼ぐためには、記事を上位表示させることがかなり重要です。
なぜなら、上位であればあるほど記事へのアクセスが増えることがわかっているからです。
順位 クリック率 1位 13.94% 2位 7.52% 3位 4.68% 4位 3.91% 5位 2.98% 6位 2.42% 7位 2.06% 8位 1.78% 9位 1.46% 10位 1.32% 出典:2021 CTR Research Study; seo Clarity(2023-05-24参照)
上記のとおり、1位のクリック率は圧倒的です。2位は1位の約半分、10位は1位の十分の一、3位~10位はほぼ誤差範囲です。10位以下なんてほぼクリックされません。

そして、本当に重要なのはここからです。
②あなたの記事のクリック率を確認する
次に、あなたが過去に書いた記事のクリック率を確認します。確認方法は以下のとおり。
手順①Googleサーチコンソールを開く
Googleサーチコンソールを開き、左側の「検索パフォーマンス」をクリックしましょう。
次に、「検索結果」から「+新規」⇒「ページ」をクリックします。
手順②ページにURLを入力して「適用」をクリック
手順③「平均CTR」「平均掲載順位」をクリック
「日付」は適宜変更してOKです。
手順④グラフの下にある「CTR」「掲載順位」を確認する
「CTR」というのがクリック率です。先ほど表の一覧で紹介したクリック率と、あなたの記事のクリック率を比較してみてください。
「CTRが平均のクリック率より低い⇒タイトルに改善の余地あり」と判断できます。
たとえば上記の場合、下から3段目のキーワードでは5.1位でクリック率が1.2%となっていますが、5位の平均クリック率は2.98%なので、平均値を下回っていることになります。
※ただ、上記の場合は他のキーワードで1位をとっており、1位のクリック率平均値を大きく上回っているので、問題ありません。
まとめ:ブログ記事タイトルの付け方を最適化して、クリック率を爆上げしよう!
というわけで、以上です。
ブログ記事のタイトルの付け方では、以下のポイントを意識することが大切です。
思わず読みたくなるブログ記事タイトルの付け方
ブログ記事のタイトルはホントに大切です。が、やはり記事の内容も重要なのは当たり前の話。
記事の内容を充実させるには、「文章の書き方」がポイントになってきます。
読まれるブログ記事の書き方について詳しく知りたい方は、『稼げるWordPressブログ記事の書き方【アフィリエイト初心者向け】』を参考にしてください。
ではまた。
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